あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

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高品質出荷、収量確保を目指す 水稲育苗講習会

 JA熊本市は5月上旬、秋津カントリーエレベーター(CE)で水稲育苗講習会を開きました。秋津地区の生産者、県、JA営農指導員ら27人が参加した。同地区では「くまさんの力」を主に作付け。高品質出荷、収量確保のため毎年開催しています。
 同部会は2016年に起こった熊本地震で甚大な被害を受けました。長らく作付けできない日々が続きましたが、昨年に農地・農業用施設の復旧事業が全て完了しました。今年は被害を受けて以降3回目の作付けとなりました。
 講習会では営農指導員および県の担当者が講師を務め、田植え前の土、種、苗床の準備や基本的な栽培管理、病害虫防除、稲作こよみの変更点について説明。田植え以降、気温上昇に伴い発生する、有害な硫化水素や温室効果ガスによる根傷みを緩和するため、水管理の徹底を呼び掛けました。
 秋津営農組合の上田徳行組合長は「今年も良い米ができるように生産者一同頑張っていこう」と挨拶しました。


3年ぶりにミニデイサービス開く JA熊本市東部支店

 JA熊本市東部支店は5月10日、熊本市東区鹿帰瀬町の憩の家にて地域の近隣住民を対象にミニデイサービス開きました。地域貢献活動の一つとして、JA女性部供合支部の協力のもと、11人の利用者が女性部員やJA職員らと楽しく1日を過ごしました。
 当日は職員が体と脳の運動、タオルと輪ゴムを使ったぬいぐるみ作成と女性部員がフラワーアレンジメントについて説明。参加者は久しぶりのミニデイに談話しながら作業に取り組みました。ミニデイ後は、地産地消の取り組みから、地元野菜を使った健康的な弁当を女性部員が作り、参加者に配布しました。
 JAは今後も年間を通して花の寄せ植え、レクリエーションや体操などを計画し、定期的に各地区を回ります。東部支店の工藤裕司支店長は「女性部の協力もあり、活動することができている。地域の皆さんのため今後もお互いに楽しみながら活動していく」と話しました。


ナス出荷最盛期を迎える JA熊本市茄子部会

 JA熊本市野菜選果施設で2023年産「肥後のでこなす」が出荷最盛期を迎えています。品種は「PC筑陽」でm、5月9日時点で、日量50トンを関東、中京、関西地区中心に出荷。23年産は寒波の影響で全体的な生育が遅れたことで収量はやや少ないですが、4月からの気温の上昇、天候回復とともに遅れを取り戻し、品質も上々な仕上がりとなっています。
 JA茄子(なす)部会は169戸が約76ヘクタールを作付け。部会員の8割が天敵を導入し、栽培管理の統一を図るため、月1回現地検討会を開き、安全安心なナス栽培を徹底しています。出荷は6月末まで続き、総出荷数量1万3680トン、販売金額48億円以上を目指します。
 営農指導員は「今後も選果場や現地検討会でナスを確認しながら高品質出荷を目指して最後まで取り組んでいく」と話しました。


育苗管理を学ぶ 水稲育苗講習会

 JA熊本市は5月2日、上熊本集荷場で水稲育苗講習会を開きました。種まきから田植えまでの育苗管理の統一を目的に上熊本地区の生産者、県、市、JA営農指導員ら14人が参加しました。
 同地区では熊本県独自の奨励品種「くまさんの輝き」を作付。高温障害に強く、1等米比率が高い品種で、丈が低いことから倒伏しにくく、台風の被害も受けにくいのが特徴です。
 講習会では営農指導員が土、種、苗床の準備や消毒方法、育苗期の管理と肥料のやり方についての注意点、稲作こよみの変更点について説明。その後、県の担当者から「くまさんの輝き」の収量、品質確保のための栽培方法や管理について説明がありました。参加した生産者からは「ヒノヒカリ」と「くまさんの輝き」の稲刈りのタイミングなど質問があり、担当者は丁寧に回答しながら今後の栽培管理について教えました。
 営農指導員は「良質な米生産には健全な苗づくりが重要である。健苗育成に努めていただき、近年の温暖化に対応できるよう移植後の水管理等にも気を付けてほしい」と話しました。


キャベツ出荷順調 JA熊本市キャベツ部会

 JA熊本市城山支店のキャベツ集荷場では11月から始まっているキャベツの出荷が順調に進んでいます。品種「春ごろも」「中生」「新若夏」の3品種をメインに熊本、福岡、広島に出荷。5月2日時点で日量600〜1000ケース(1ケース10キロ)を出しており、6月中旬までに総出荷量7万ケースを目指します。
 2023年産は1月の寒波の影響で生育が遅れましたが、大きさ、品質ともに申し分ない仕上がりで、生産者の栽培管理と家庭選別により、順調に出荷が進んでいます。
 JA熊本市キャベツ部会では52戸が約25ヘクタールで作付け。部会で定められた出荷規定を基に家庭選別を徹底し、高品質出荷に努めています。来年度はコスト削減に向けて、出荷箱を変更する計画です。今後は強度試験を繰り返し、来年度に向けて準備を進めます。
 宮川俊幸部会長は「1月の雪から始まり異常な気象の中、早生キャベツに関しては小玉傾向のものが多かったが、新若夏に関しては品質も良くおいしく出来あがっている。消費者の方に1つでも多く手に取って頂けるようこれからの出荷期間努力していく」と話しました。