あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

トピックス - トピックス

レイシ初選果 「ゴーヤの日」に向け準備 JA熊本市レイシ部会

JA熊本市管内で4月11日から、ハウス栽培のレイシ(ニガウリ=ゴーヤー)の選果がスタートしました。品種は「えらぶ」で初選果日は野菜選果施設に800ケース(1ケース3キロ)が出そろい、関東、関西、中京中心に出荷しました。5月上旬に出荷最盛期を迎え、6月末まで続きます。5月の大型連休や5月8日の「ゴーヤの日」に合わせて日量1500〜1700ケースまで増える見込みです。
 2023年産は2月の寒波の影響で苗の生育が遅くなりましたが、3月以降天候に恵まれ生育遅れを取り戻し、結果的に、例年より3日程早い選果スタートとなりました。
 JAレイシ部会では農家20戸が約5.4ヘクタールで栽培しています。部会で定められた出荷規格に則り、家庭選別を徹底する。総出荷量9万ケース、販売金額1億円を目指しています。
販売担当者は「生産者に少しでも多く利益を還元したい。市場と連携を密に取り、有利販売に努める」と話しました。




小玉スイカ収穫ピーク 糖度、食味良好 JA熊本市東部スイカ部会

 JA熊本市東部集荷場では小玉スイカの出荷が順調に進んでいます。品種は「ひとりじめ」と「スウィートキッズ」で、最盛期を迎えた10日時点で日量約2200玉を出荷しました。1、2月の寒さで生育が遅れ、小玉傾向にありますが3月からの天候回復により、今後収穫する小玉スイカへの期待が高まっています。糖度のりも良く、食味も申し分ない仕上がりになっています。
JA東部スイカ部会は生産者14人で栽培しており、営農指導員が適宜糖度検査をして糖度12度以上のものを出荷しています。6月中旬まで続き、総出荷数量2万5000玉、販売金額6000万円を目指します。
 営農指導員は「食べきりサイズとして小玉スイカの需要が増えている。良質な小玉スイカを消費者に届けられるよう努力していく」と話しました。




環境を守る活動 地域との交流も JA熊本市女性部供合支部(未来を見つめる〜わたしの地域のSDGs〜)

 JA熊本市女性部供合支部は11日、東部支店で廃油石鹸作りとゴキブリ団子作りに取り組みました。この活動には同支部員、JA職員ら10人が参加しました。調理した後の油の処理の手間や、環境汚染問題を考え企画し、自然環境を守る活動として毎年取り組んでいます。作った廃油石鹸とゴキブリ団子は支部員で持ち帰る他、地域の保育園に寄贈しています。コロナ禍で保育園に出向くことが出来ませんでしたが、今年は3年ぶりに配布をします。
 自然環境を守るこの取り組みは、持続可能な開発目標(SDGs)の目標12「つくる責任つかう責任」につながります。
 廃油石鹸は自宅で使った食用油で作る石鹸で手肌に優しく、手荒れしないのが特徴です。材料の食用油、水、化成ソーダ(酸化ナトリウム)を入れて混ぜるだけで簡単に作ることができます。
 ゴキブリ団子はホウ酸と玉葱をペースト状にしたものに小麦粉、砂糖、牛乳を入れ混ぜ合わせたもので、丸めたり、ペットボトルの蓋に入れて2週間程度自然乾燥したものを家の至る所に設置して害虫駆除剤として使用します。
 同支部の瀬上カチ子支部長は「地域の人たちとの交流はコロナ禍で制限されていたが、ようやく再開の目途が立ちそう。今後も地域貢献のため活動を続けていく」と話しました。





「エースピーマン」出荷最盛期 品質良好値段高く JA熊本市東部ピーマン部会

 JA熊本市東部ピーマン部会では品種「エースピーマン」の出荷が最盛期を迎えています。4月10日時点でJA東部支店の集荷場に約300コンテナ(1コンテナ約12キロ)が持ち込まれました。7月上旬まで続き、総出荷量400トン、販売金額1億6000万円を目指します。
 2023年産は冬の厳寒期に温度管理を徹底した結果、順調に生育が進み、品質良好なピーマンに仕上がっています。高単価で推移しており、例年並みの収量を見込んでいます。
同部会では生産者15人が4ヘクタールで作付けしています。全部会員が害虫の天敵「スワルスキーカブリダニ」を導入し、減農薬、高品質栽培に努めています。
 営農指導員は「燃料高騰もあり、生産者は栽培に大変苦労した。しかし、その結果として今年も高品質なピーマンができ、量も採れている。出荷終了まで生産者と連携しながら指導に努める」と話しました。




タケノコ出荷最盛期迎える JA熊本市芳野筍部会

 JA熊本市管内の芳野地区にて、タケノコの出荷が最盛期を迎えています。同地区で育つタケノコ「孟宗竹(もうそうちく)」は粘土質の赤土で育ち、白くて柔らかくエグ味が少ないのが特徴です。10日時点で日量10トンを地元市場や県外市場では山形県を中心に連日出荷しています4月下旬まで続き、総出荷量120トンを目指します。
 JA芳野筍(たけのこ)部会は30戸の生産者が朝早くからタケノコ掘りに汗を流しています。JA経済連で定めた出荷規定に則り、3Sから3Lの大きさを2キロ、4キロ、10キロ箱に選別し、併設された冷蔵庫で保管され、鮮度を保ったまま出荷されます。
 同部会の内田一臣部会長は「本年産については春先の高温と雨の影響で、例年よりも豊作となっており販売も順調に進んでいる。最盛期を迎え、収穫の追い込みに入っている。部会には若手も多いので協力し合いながら部会全体で盛り上げていきたい」と話しました。