あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

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JA熊本市取引業者によるエーコープ商品研修会を開く JA熊本市野菜ソムリエ会


 熊本市中央区の本店調理室で4月18日、エーコープ商品研修会が開かれ、JA熊本市野菜ソムリエ会、JA職員ら10人が参加しました。
 研修会では大興産業株式会社を講師として迎え、担当者によるエーコープ商品の酢を使ったレシピ紹介と新商品の説明があり、会員は新商品を使って「鶏の黒酢照り焼き」を調理しました。作った料理と試食用の漬物やサラダを食べながら会員は「酢はどのくらい日持ちするのか」「料理に対して使う酢の割合はどのくらいなのか」などの質問があがりました。
 同会ではJAが発刊する広報誌「ウインドー」で農産物を使ったレシピを紹介しています。今回の研修を活かして今後はレシピの紹介だけでなく、安心、安全で高品質なエーコープ商品を使ったレシピの開発と、料理に使った商品の紹介も掲載に取り入れていく計画です。
 同会の中川広大会長は「商品を使うことによって、簡単に料理ができ、味もおいしい。国産原料を使っているので体にも良い。今後、家庭でも活用していきたい」と話しました。


大玉スイカ出荷最盛期 連日1万6000玉出荷続く JA熊本市園芸部会北部支部

 JA熊本市園芸部会北部支部では3月下旬から始まった大玉スイカの出荷最盛期を迎えています。品種は「春のだんらん」で、連日1万6000玉を首都圏中心に中部、関西方面に出荷しています。4月からの天候も良好で糖度、食味ともに仕上がりは順調で大きさも確保しています。6月下旬まで続き、総出荷量60万玉を目指します。
 同部会では150人の生産者が早朝から収穫した大玉スイカをJA北部選果施設に持ち込んでいます。出荷前には支部役員が圃場にて品質査定を開き、糖度11度以上のスイカを出荷しています。品質も選果機にて空洞や糖度など内容の平準化を図っています。
北東営農センターの尾方健販売係長は「国産果実が少ない状況だが大型連休を控えコロナ禍も緩和されつつある。行楽シーズンで外に出る機会も増えるがスイカは気温に左右されず多様な場面で消費され手に取りやすい果実の一つ。熊本県の特産物として6月まで安定供給に努め春の味覚を楽しんでもらいたい」と話しました。


麦「ミナミノカオリ」葉色値調査 収量品質の安定目指す

 JA熊本市は4月20日、秋津カントリーエレベーターで小麦「ミナミノカオリ」の葉色値調査を行いました。行政、JA営農指導員4人が参加。品質向上を目的として、毎年4月中旬に実施しています。生産者が持ち込んだ「ミナミノカオリ」の第2葉の長さと葉の色(SPAD値)を調べ、適した追肥量を診断。開花期の適正な施肥量を指導しました。
 2023年度は天候に恵まれ、3月以降の気温も高かったため例年より生育が進んでいます。穂のバラつきも少なく、順調な仕上がりです。今後は梅雨に入る前の5月末頃から刈り取りを行い、熊本製粉株式会社に出荷します。
 営農指導員は「適切な追肥量を与えることで高品質な麦を作ることができる。収穫時期まで管理を徹底してほしい」と話しました。
 


第1回麦種子圃場(ほじょう)審査 圃場管理の徹底を呼びかけ

 JA熊本市は4月20日、熊本市東区健軍地区で第1回2023年産麦種子「ミナミノカオリ」「シロガネコムギ」の圃場(ほじょう)審査を行いました。行政、JA担当職員が参加。4月中旬の出穂期と5月中旬の糊熟(こじゅく)期に毎年行い、変種や異品種、病害虫の発生がないか調べました。
 当日は同地区55ヘクタールを6班に分かれ、JAの種子審査規程にのっとって審査。優良種子生産に向けて、病害虫防除や今後の肥培管理のポイントについて助言しました。異株等の異常は見られず、生育も順調でほとんどの圃場で合格となりました。6月中旬までに収穫を終え、審査会、精選、農産物検査など厳しい基準に合格したものだけが種子として認められて出荷されます。
 審査をした県の担当者は「現時点で少々生育が前進気味ではあるが、適切な圃場管理がされており、順調に進んでいる。収穫前の雨が懸念されるが、天候に注意しながら引き続き管理をお願いしたい」と話しました。


ハナショウブ初出荷にあわせて査定会開く JA熊本市花卉部会

 JA熊本市花卉(かき)部会が栽培するハナショウブが4月19日、初出荷を迎えました。同日荷受けした6ケース(1ケース花100本・葉250本)を関東中心に全国へ出荷しました。同部会の農家3人のうち2人が1ヘクタールで作付けしています。5月上旬に出荷最盛期を迎え、日量60ケースまで増える見込みです。6月上旬まで続き、総出荷量500ケースを目指します。
 同日、熊本市南区にあるJA御幸資材センターで2023年産の出荷規格査定会を開きました。部会員が早朝から持ち寄ったハナショウブの長さと重さを計測し、出荷規格や等級を確認しました。
 23年産は天候に恵まれ、例年通り順調に生育しており、このまま晴天が続けば今後の収量にも期待できます。
 同部会の田畑一之部会長は「今年も例年通り品質の良いハナショウブができている。市場からの期待も高い。約1カ月間、部会員一丸となってがんばっていこう」と話しました。