あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

トピックス - トピックス

「エースピーマン」出荷スタート JA熊本市東部ピーマン部会

 JA熊本市東部ピーマン部会は11月7日から「エースピーマン」の出荷が始まり、初出荷日はJA東部支店の集荷場に84ケース(1ケース4キロ)が持ち込まれました。14日時点で週2回、日量約30〜40ケースを出荷。11月下旬からコンテナ出荷もスタートし、5月にピークを迎えます。出荷は翌年7月上旬まで続き、総出荷量400トン、販売金額1億6000万円を目指します。
 2022年産は昨年より朝夕の気温が低く、雨が少なかったことから生育に遅れが見られ、全体的に乾燥気味です。しかし、病害虫の被害が少なく、品質は良好なピーマンが出来ています。
 県内唯一のエースピーマン生産地である同部会では、17人の生産者が4ヘクタールで作付け。全員が農薬を減らすため天敵を導入し、品質向上に努めています。
 営農指導員は「品質良く、収量もまずまずのスタート。これから徐々に出荷量も増えてくるが、適宜防除を徹底し、安定した収量を確保しながら有利販売につなげたいです」と話しました。


スティックセニョール出荷開始 JA熊本市スティックセニョール部会

 JA熊本市管内で11月9日からスティックセニョールの出荷が始まりました。初出荷はJA野菜選果施設に22ケースが集まり、県内の市場中心に出荷しました。主にL階級を週6回の集荷で、総出荷量3万4000ケース(1ケース3キロ)、販売金額6000万円を目指します。
 2022年産は例年より気温が高かったため、順調に生育が進み品質良好の仕上がりになっています。
 JAスティックセニョール部会は50人が7ヘクタールで作付け。スティックセニョールは天候に左右されやすいため、定植時期の分散をして安定出荷に取り組みます。イベントや販売促進会でスティックセニョールのレシピが載ったパンフレットを配り、消費拡大にも力を入れています。
 JAの販売担当職員は「3月の出荷最盛期に向けて準備を進めています。少しでも高値で生産者に還元できるよう市場との交渉に努めます」と話しました。


保育園児伝統活動に触れる JA熊本市中島みそ加工部

 JA熊本市中島みそ加工部は11月10日、熊本市西区の加工所でみそ造り体験を開きました。松尾町にある「松尾保育園」の園児15人と益城町にある「保育園こころ」の園児21人が麦、大豆、塩を使った昔ながらのみそ造りに挑戦。郷土料理の伝統活動に取り組む「くまもとふるさと食の名人」で、同加工部の戸田陽子部会長ら11人が指導しました。家庭教育学習の一環として、今年で31年目を迎えます。
 園児は麦を蒸した後にこうじ菌を入れ、麦こうじに蒸した大豆と塩を混ぜ合わせる作業と、混ぜ合わせたものをすり潰すために専用の機械に入れ込む作業を体験しました。
 体験した児童からは「普段食べているみそが全く違う形をしていたことにびっくりした。これからおいしいみそになるのが楽しみ」と感想を話しました。みそは約3カ月寝かせると完成。完成したみそは保育園の給食に使い、園児に自分たちで作ったみその味を知ってもらうのが狙いです。
 戸田部会長は「毎年保育園の子どもたちに来てもらい、自分たちで作ったみそを食べてもらいます。昔から変わらない作り方で、材料も国産の物を使っているためとてもおいしく感じると思います。中島のみその味を是非覚えてほしいです」と話しました。


新入職員フォローアップ研修会を開く 更なる飛躍に期待

 JA熊本市は11月5日、本店会議室で令和4年度新入職員に向けたフォローアップ研修会を開き、職員17人が参加しました。この研修会は入組後6カ月が経過し、試用期間を終えた新入職員により良い業務の進め方や仕事に対する不安や悩みを取り除き効率的な業務を目指すことを目的に毎年開いています。
 研修会ではコンプラインスに関する事、マナーアップについて、入組後半年間にどのような失敗があったかなどを振り返り、失敗を共有して今後に活かすための対策について協議しました。
 参加者はメモを取りながら講師の話を真剣に聞き、情報を共有する場面では同期との再会に盛り上がりながらも、互いのミスを確認しあい、楽しそうな表情で研修会に参加していました。
 人事課の前田茂尚課長は「今回の研修において、学んだことを少しでも業務に活かしてもらえたらと思います。今後において更なる飛躍を期待しています」と期待を込めました。


地域で親子稲刈り体験開く 食農教育で農業に触れる

 JA熊本市は11月22日、熊本大学教育学部附属小学校1年生35人に親子稲刈り体験を開きました。営農指導課と西熊本支店が地域に根差した食農教育の一環として毎年取り組んでいます。夏に田植え体験をした西区池亀町の水田で児童らは汗を流しながら作業に取り組みました。
 営農指導員が刈り取りの仕方を説明。児童たちは親と一緒に手際よく稲を手刈りし、30分ほどで終了しました。この後、生産者がコンバインで刈り取っていく様子と脱穀した籾をトラックの荷台に積み込む様子を見学。コンバインの大きさと刈り取りの早さに児童たちからは歓声が上がりました。稲刈りを体験した児童からは「稲刈り楽しかった。コンバインが大きいのと、刈り取る速さにびっくりした」と感想を話しました。
 作業後に質問時間を設け、鳥害対策や収穫後の流れについて回答。営農指導員は「米づくりの体験を通し『食の大切さ』を伝える事が出来ました。今後も食農教育を続けていきたいです」と話しました。