あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

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タケノコ出荷開始 旬をお届け JA熊本市芳野筍部会

 JA熊本市芳野筍(たけのこ)部会は2月3日から品種「孟宗竹(もうそうちく)」の出荷が始まりました。初出荷には80キロを集荷し、地元市場へ出荷。4月の出荷最盛期には日量3トンまで増え、4月下旬まで続きます。
 2023年産は夏の干ばつの影響が懸念されますが、昨年よりは収量が増える見込みです。イノシシの被害が多々あったものの、生育は順調で収穫がしやすいサイズのものが多く、品質は良好なものができています。
 同部会は30戸の生産者が栽培。JA経済連で定めた出荷規定に則り、3Sから3Lの大きさを2キロ、4キロ、10キロ箱に選別して出荷し、総出荷量40トンを目指します。
 同部会の内田一臣部会長は「旬のタケノコをたくさんの人たちに食べてほしいです。資材、肥料高騰などで厳しい状況ですが、良い品物を出荷し高値で取引できるよう頑張っていこう」と話しました。


小玉スイカ出荷スタート JA熊本市東部スイカ部会小山戸島支部

 JA熊本市東部スイカ部会小山戸島支部で1月27日から小玉スイカの出荷が始まりました。品種は「スウィートキッズ」。初出荷には約150ケース(1ケース約8キロ)を関東地方中心に出荷しました。
 2022年度は出荷前の寒波が懸念されたが、影響や被害もなく、出荷計画通りのスタートをきり、作柄良好で糖度の乗りも良く、L、Mサイズ中心に例年並みの収量です。
 同支部は農家5戸が無加温ハウスで栽培。収穫した小玉スイカを見た目や叩いた音を聞いて手選別しています。
 松野静一部会長は「今年も順調なスタートを切れました。高品質なスイカを出荷していきたいです」と話しました。


春の入組に向けて内定説明会を開く

 JA熊本市は1月25日、本店で2023年度職員採用内定者説明会を開き、来年度採用予定者15人のうち14人が参加しました。入組日までにJA事業や各部署の業務、就業規則などを知ってもらい、入組前の不安を少しでも減らそうと毎年開いています。人事課から就職するにあたっての説明を受け、JA事業について理解を深めました。
 説明会ではビジネスマナーや社会人としての心構え、就業するうえでの規則や規程の説明、農業新聞の見方や内容についてスクリーンを使い分かりやすく説明し、内定者は真剣な表情でメモを取りながら聞いていました。
 人事課の前田茂尚課長は「就業するにあたり、採用予定者に対して説明することは非常に重要なこと。まずは、当組合のルールを理解してもらい、少しでも不安を無くして入組してほしいです」と話しました。


3地区合同キムチ作り学ぶ JA熊本市ハイミセス会

 JA熊本市女性部は1月中旬、本店調理室でキムチ作り講習会を開き、ハイミセス会員、JA職員20人が参加しました。活動の幅を広げようと天明、出水、本山地区の会員がキムチの手作りキットを活用した簡単でおいしいキムチの作り方を学び、今後の活動の一つに取り入れていきます。
 講習会には厚生産業(株)の担当者を講師として招き、最初にキムチの手作りキットと作り方について説明。会員らはダイコン、ニンジンなどの野菜を切る作業から始め、切った野菜、生姜、ニンニクを混ぜ合わせた物にキットに同封してあるトウガラシなどの粉末を入れてキムチのもとを作り、下漬けしておいたハクサイに丁寧にキムチのもとを挟み込む作業をしました。ビニールに入れて2日ほど漬け込むとおいしく食べられます。
 参加した会員からは「簡単にできるので家でもやってみようと思います。手づくりだと自分の好みの味に出来るのが嬉しいです」と話しました。


苺連日出荷続く JA熊本市白浜苺部会

 JA熊本市白浜苺(いちご)部会は11月15日から2022年度産イチゴの出荷が始まっており、熊本市西区河内町の白浜集荷場では連日約8000パック(1パック250グラム)を関西、関東中心に出荷しています。5月下旬まで続き、総出荷量120万パック、販売金額4億8千万円を目指します。
 同部の磯野功明部会長のハウスでも連日収穫作業に追われていました。40アールを作付けし、日量500パックを収穫。22年度産はイチゴの成り疲れが少なく、病害虫の発生も抑えており、品質、収量ともに例年を上回り計画通りに進んでいます。
 同部会は生産者17戸が6ヘクタールを作付け。職員と生産者同士の情報共有を密に行い、部会で定められた出荷規格に則った家庭選別を徹底する他、ハダニの天敵を全戸で導入し、減農薬栽培にも努めています。
 磯野部会長は「市場や消費者に安全、安心なものを提供し、部会でバラつきのない品質と安定出荷を目指して最後まで取り組んでいきたいです」と話しました。