あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

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保育園児伝統活動に触れる JA熊本市中島みそ加工部

 JA熊本市中島みそ加工部は11月10日、熊本市西区の加工所でみそ造り体験を開きました。松尾町にある「松尾保育園」の園児15人と益城町にある「保育園こころ」の園児21人が麦、大豆、塩を使った昔ながらのみそ造りに挑戦。郷土料理の伝統活動に取り組む「くまもとふるさと食の名人」で、同加工部の戸田陽子部会長ら11人が指導しました。家庭教育学習の一環として、今年で31年目を迎えます。
 園児は麦を蒸した後にこうじ菌を入れ、麦こうじに蒸した大豆と塩を混ぜ合わせる作業と、混ぜ合わせたものをすり潰すために専用の機械に入れ込む作業を体験しました。
 体験した児童からは「普段食べているみそが全く違う形をしていたことにびっくりした。これからおいしいみそになるのが楽しみ」と感想を話しました。みそは約3カ月寝かせると完成。完成したみそは保育園の給食に使い、園児に自分たちで作ったみその味を知ってもらうのが狙いです。
 戸田部会長は「毎年保育園の子どもたちに来てもらい、自分たちで作ったみそを食べてもらいます。昔から変わらない作り方で、材料も国産の物を使っているためとてもおいしく感じると思います。中島のみその味を是非覚えてほしいです」と話しました。


新入職員フォローアップ研修会を開く 更なる飛躍に期待

 JA熊本市は11月5日、本店会議室で令和4年度新入職員に向けたフォローアップ研修会を開き、職員17人が参加しました。この研修会は入組後6カ月が経過し、試用期間を終えた新入職員により良い業務の進め方や仕事に対する不安や悩みを取り除き効率的な業務を目指すことを目的に毎年開いています。
 研修会ではコンプラインスに関する事、マナーアップについて、入組後半年間にどのような失敗があったかなどを振り返り、失敗を共有して今後に活かすための対策について協議しました。
 参加者はメモを取りながら講師の話を真剣に聞き、情報を共有する場面では同期との再会に盛り上がりながらも、互いのミスを確認しあい、楽しそうな表情で研修会に参加していました。
 人事課の前田茂尚課長は「今回の研修において、学んだことを少しでも業務に活かしてもらえたらと思います。今後において更なる飛躍を期待しています」と期待を込めました。


地域で親子稲刈り体験開く 食農教育で農業に触れる

 JA熊本市は11月22日、熊本大学教育学部附属小学校1年生35人に親子稲刈り体験を開きました。営農指導課と西熊本支店が地域に根差した食農教育の一環として毎年取り組んでいます。夏に田植え体験をした西区池亀町の水田で児童らは汗を流しながら作業に取り組みました。
 営農指導員が刈り取りの仕方を説明。児童たちは親と一緒に手際よく稲を手刈りし、30分ほどで終了しました。この後、生産者がコンバインで刈り取っていく様子と脱穀した籾をトラックの荷台に積み込む様子を見学。コンバインの大きさと刈り取りの早さに児童たちからは歓声が上がりました。稲刈りを体験した児童からは「稲刈り楽しかった。コンバインが大きいのと、刈り取る速さにびっくりした」と感想を話しました。
 作業後に質問時間を設け、鳥害対策や収穫後の流れについて回答。営農指導員は「米づくりの体験を通し『食の大切さ』を伝える事が出来ました。今後も食農教育を続けていきたいです」と話しました。


女性大会・家の光大会30回記念 オリジナルレシピ集を制作 JA熊本市女性部

 JA熊本市女性部は第30回女性大会・家の光大会を記念し、地元の野菜や果物などを使ったオリジナルレシピ集を制作しました。10月中旬に完成報告のため、JA常勤役員に手渡しました。9月中旬に完成したレシピ集はA4版27ページでご飯もの、副菜、加工品、デザートなど計50品を写真とともに紹介しています。当初25部発行し、職員や女性部員だけでなく来店したお客様にも見てもらうため各支店窓口に配り、常時配置しています。
 レシピ集には地域ならではの料理も多数あり、味の特徴や作り方のこつなども書き添えました。
 30回記念大会が今年の2月と8月に開催予定でしたが、コロナ感染拡大のため中止になっています。何とか形に残したいと、同部の瀬上カチ子部長が立案。全22支部からレシピを募り、9月に完成させました。瀬上部長は「以前から考えていたものが形となりとても嬉しいです。女性部部員のみならずたくさんの人に見てもらい、活用していただきたいです」と話しました。


市内の小学生に「夢未来」ミカン贈呈 JA熊本市柑橘部会

 JA熊本市柑橘(かんきつ)部会青年部と女性部は11月4日、熊本市内の小学校20校へ地元のブランドミカン「夢未来ミカン」を贈呈しました。
 市内の小学校を対象にJA柑橘選果場の見学を受け入れていましたが、ここ数年コロナ感染拡大防止のため中止。見学ができなかった小学校の中から抽選で20校に地元農産物を知ってもらおうと、「夢未来ミカン」と資料を手渡しました。
 同部会の宮本久美女性部長ら3人は、熊本市立慶徳小学校を訪問。ミカンを贈呈後は児童から「夢未来という名前の由来は」「1年中ミカンを作っているのか」などの質問に答えました。
 宮本女性部長は「私たちが丹精込めて作ったおいしいミカンを届けに来ました。夢未来ミカンは安全安心で栄養たっぷりです。たくさん食べて夢未来の名前を憶えてほしいです」と話しました。