あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」
を開校しました。今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの
開催を予定しています。

トピックス - トピックス

地域で親子稲刈り体験開く 食農教育で農業に触れる

 JA熊本市は11月22日、熊本大学教育学部附属小学校1年生35人に親子稲刈り体験を開きました。営農指導課と西熊本支店が地域に根差した食農教育の一環として毎年取り組んでいます。夏に田植え体験をした西区池亀町の水田で児童らは汗を流しながら作業に取り組みました。
 営農指導員が刈り取りの仕方を説明。児童たちは親と一緒に手際よく稲を手刈りし、30分ほどで終了しました。この後、生産者がコンバインで刈り取っていく様子と脱穀した籾をトラックの荷台に積み込む様子を見学。コンバインの大きさと刈り取りの早さに児童たちからは歓声が上がりました。稲刈りを体験した児童からは「稲刈り楽しかった。コンバインが大きいのと、刈り取る速さにびっくりした」と感想を話しました。
 作業後に質問時間を設け、鳥害対策や収穫後の流れについて回答。営農指導員は「米づくりの体験を通し『食の大切さ』を伝える事が出来ました。今後も食農教育を続けていきたいです」と話しました。


女性大会・家の光大会30回記念 オリジナルレシピ集を制作 JA熊本市女性部

 JA熊本市女性部は第30回女性大会・家の光大会を記念し、地元の野菜や果物などを使ったオリジナルレシピ集を制作しました。10月中旬に完成報告のため、JA常勤役員に手渡しました。9月中旬に完成したレシピ集はA4版27ページでご飯もの、副菜、加工品、デザートなど計50品を写真とともに紹介しています。当初25部発行し、職員や女性部員だけでなく来店したお客様にも見てもらうため各支店窓口に配り、常時配置しています。
 レシピ集には地域ならではの料理も多数あり、味の特徴や作り方のこつなども書き添えました。
 30回記念大会が今年の2月と8月に開催予定でしたが、コロナ感染拡大のため中止になっています。何とか形に残したいと、同部の瀬上カチ子部長が立案。全22支部からレシピを募り、9月に完成させました。瀬上部長は「以前から考えていたものが形となりとても嬉しいです。女性部部員のみならずたくさんの人に見てもらい、活用していただきたいです」と話しました。


市内の小学生に「夢未来」ミカン贈呈 JA熊本市柑橘部会

 JA熊本市柑橘(かんきつ)部会青年部と女性部は11月4日、熊本市内の小学校20校へ地元のブランドミカン「夢未来ミカン」を贈呈しました。
 市内の小学校を対象にJA柑橘選果場の見学を受け入れていましたが、ここ数年コロナ感染拡大防止のため中止。見学ができなかった小学校の中から抽選で20校に地元農産物を知ってもらおうと、「夢未来ミカン」と資料を手渡しました。
 同部会の宮本久美女性部長ら3人は、熊本市立慶徳小学校を訪問。ミカンを贈呈後は児童から「夢未来という名前の由来は」「1年中ミカンを作っているのか」などの質問に答えました。
 宮本女性部長は「私たちが丹精込めて作ったおいしいミカンを届けに来ました。夢未来ミカンは安全安心で栄養たっぷりです。たくさん食べて夢未来の名前を憶えてほしいです」と話しました。


林修先生と学ぶみんなの食料安全保障

上記画像が見にくい場合は下記PDFデータをご覧ください。

添付ファイル

高校生職場体験 JAを学び将来に活かす

 JA熊本市はビジネスインターンシップ研修として、県立熊本農業高校2年生16人を3日間受け入れました。実際の職場で職業体験をすることでJAの事業内容を学び、将来の仕事に対する意識を高めて今後の進路の指針に役立ててもらうことが目的です。

同高校の生徒は野菜選果施設、北部選果施設、柑橘選果施設の三つの施設に分かれて、圃場(ほじょう)視察や農産物の荷受けと選果作業を体験しました。北部選果場でスイカの荷受けを担当した生徒は「毎日、こんな重いスイカを何玉も運んでいることに驚きました。研修を通して農家さんの苦労が知れてよかったです」と話しました。

今後もJAでは、積極的に職場体験や職場見学の受け入れを実施し、農業に理解を深める場を提供していきます。