あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

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うまい米づくりを目指す 水稲現地検討会

 JA熊本市は7月16日、同市南区御幸地区の水田で水稲現地検討会を開きました。良食味米生産と収量安定を目指して毎年開いています。県、生産者、JA関係者ら約30人が参加。JA営農指導員と県の普及員が生育状況や肥培管理(穂肥)、水管理、適期防除などを説明しました。
 検討会では水田に移植した苗を見ながら、病害虫の発生や穂肥の目安となる葉色を確認し、高温障害を防ぐための水管理や中干時期の目安を示しました。今年は梅雨明けが早く、気温は例年より高く推移しており、順調に生育しています。分げつも例年と比べ進んでいます。
 同JA営農指導員の北村桃香さん(23)は「順調な生育で推移しています。今後は、間断潅水や高温障害対策を徹底し品質向上に努めてもらいたいです」と話しました。


梨「幸水」出荷開始 JA熊本市梨部会

 熊本市西区河内町にあるJA熊本市芳野選果場で7月19日、梨「幸水」の出荷が始まりました。初出荷日は3トンが出揃い、選果員が目視で1玉ずつ傷の有無や色合いなどを厳しく確認した後、選果機で大きさや形を選別、等級分けして関東に出荷しました。
 2022年産は梅雨が早く終わったため、雨量が少なく生育の心配をしていたが、玉太りが良く、糖度も乗った良質な梨ができています。
 JA梨部会は生産者22人が約8ヘクタールで作付け。8月上旬からは「凜夏」「豊水」「あきづき」「新高」と品種をリレーしながら10月まで出荷が続きます。総出荷数量2万5000ケースを見込み、販売金額5000万円を目指します。
 同部会の内田隆敏部会長は「今年も高品質でおいしい梨ができています。これから旬の梨を是非とも食べていただきたいです」と話しました。


大麦「くすもち二条」検査 全量1等スタート 飽田カントリーエレベーター

 JA熊本市は7月上旬、飽田カントリーエレベーターで2022年産大麦「くすもち二条」60トンを検査しました。JA農産物検査員4人が参加。収穫した大麦のサンプルを粒の形質、色、被害粒などの項目ごとに厳選な検査をし、全量1等と良好なスタートをきりました。

 今年は災害の影響もなく、適期追肥や防除などを徹底したことで昨年以上の収量、品質が期待されます。

同施設は今年から大麦の荷受けを開始。小麦「チクゴイズミ」のみの受け入れだったのを、小麦「ミナミノカオリ」と大麦「くすもち二条」の受け入れも始め、施設の利用率が飛躍的に向上しています。

 農産物検査員は「播種時期より天候に恵まれ生育は良好で、品質も申し分ない麦ができています」と話しました。



小麦「ミナミノカオリ」初検査 品質良好 全量1等スタート

 JA熊本市は7月13日、JA秋津カントリーエレベーターで2022年産パン、中華麺用小麦「ミナミノカオリ」の検査をしました。荷受けした「ミナミノカオリ」36トンをJA農産物検査員3人がサンプルをとり、粒の形質、色などを確認しながら厳正に検査し、全量1等と格付けされました。

 秋津地区で小麦を栽培する農事組合法人秋津営農組合では115ヘクタールを作付け。420トンを出荷する見込みです。

農産物検査員は「今年は去年と比較し、収穫期の降雨の影響も少なく春先の暖かさにより生育から収穫まで順調に進みました。品質・収量についても例年通りのものが期待できます」と話しました。



高品質栽培を目指す・大豆栽培講習会

 JA熊本市は7月5日、東部支店で大豆栽培講習会を開きました。株式会社アグリともあい、県、JA関係者ら11人が参加。基本技術を徹底し、気象変動に負けない高品質大豆の生産を目指します。

 講習会では普及員とJA営農指導員が説明。大豆の排水対策、適期播種及び播種量の厳守、土づくりと病害虫、雑草対策を呼びかけました。講習会後は鳥害対策のため種子消毒を実施。真っ赤に染まった種子は播種前まで乾燥して保管します。

 同支店管内は品種「フクユタカ」を約10ヘクタールで作付けし、株式会社アグリともあいが大豆栽培の全作業を受託します。

同会社代表取締役の大津隆満さんは「昨年8月の大雨、収穫期前の高温乾燥で生育、収量に大きく影響しました。高品質な大豆を出すためにも早期対策を心がけていきます」と話しました。