あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

トピックス - トピックス

大麦「くすもち二条」検査 全量1等スタート 飽田カントリーエレベーター

 JA熊本市は7月上旬、飽田カントリーエレベーターで2022年産大麦「くすもち二条」60トンを検査しました。JA農産物検査員4人が参加。収穫した大麦のサンプルを粒の形質、色、被害粒などの項目ごとに厳選な検査をし、全量1等と良好なスタートをきりました。

 今年は災害の影響もなく、適期追肥や防除などを徹底したことで昨年以上の収量、品質が期待されます。

同施設は今年から大麦の荷受けを開始。小麦「チクゴイズミ」のみの受け入れだったのを、小麦「ミナミノカオリ」と大麦「くすもち二条」の受け入れも始め、施設の利用率が飛躍的に向上しています。

 農産物検査員は「播種時期より天候に恵まれ生育は良好で、品質も申し分ない麦ができています」と話しました。



小麦「ミナミノカオリ」初検査 品質良好 全量1等スタート

 JA熊本市は7月13日、JA秋津カントリーエレベーターで2022年産パン、中華麺用小麦「ミナミノカオリ」の検査をしました。荷受けした「ミナミノカオリ」36トンをJA農産物検査員3人がサンプルをとり、粒の形質、色などを確認しながら厳正に検査し、全量1等と格付けされました。

 秋津地区で小麦を栽培する農事組合法人秋津営農組合では115ヘクタールを作付け。420トンを出荷する見込みです。

農産物検査員は「今年は去年と比較し、収穫期の降雨の影響も少なく春先の暖かさにより生育から収穫まで順調に進みました。品質・収量についても例年通りのものが期待できます」と話しました。



高品質栽培を目指す・大豆栽培講習会

 JA熊本市は7月5日、東部支店で大豆栽培講習会を開きました。株式会社アグリともあい、県、JA関係者ら11人が参加。基本技術を徹底し、気象変動に負けない高品質大豆の生産を目指します。

 講習会では普及員とJA営農指導員が説明。大豆の排水対策、適期播種及び播種量の厳守、土づくりと病害虫、雑草対策を呼びかけました。講習会後は鳥害対策のため種子消毒を実施。真っ赤に染まった種子は播種前まで乾燥して保管します。

 同支店管内は品種「フクユタカ」を約10ヘクタールで作付けし、株式会社アグリともあいが大豆栽培の全作業を受託します。

同会社代表取締役の大津隆満さんは「昨年8月の大雨、収穫期前の高温乾燥で生育、収量に大きく影響しました。高品質な大豆を出すためにも早期対策を心がけていきます」と話しました。



熊本市産イチゴ「ゆうべに」を使用 新商品「ゆうべにクリーム大福」発売

 JA熊本市は管内農産物の認知度向上や地産地消の促進のため加工品開発の強化に取り組んでいます。フルーツを使用したクリーム大福の第3弾として、熊本市産のイチゴ「ゆうべに」を使った「ゆうべにクリーム大福」を商品化しました。開発は今年の5月から本格的にスタート。
 商品はホイップクリームと「ゆうべに」の果肉をミックスしたものを求肥で包み込み、クリームの程よい甘さとイチゴの甘酸っぱさが楽しめます。「ゆうべに」の果肉を惜しみなく使用することで、「ゆうべに」の自然な色合いと風味の商品に仕上がりました。
 JA熊本市オンラインショップや各イベントにて購入可能。1個250円(税込)、10個入り2500円(税込)で販売しています。
 商品開発に関わった営農販売課中原秀さん(33)は「ゆうべにとホイップクリームの相性が素晴らしい商品です。是非たくさんの人に食べてほしい」と自信を見せました。


JA熊本市種子部会総会、麦種子下見会開催・麦の品質見極める

 JA熊本市種子部会は7月6日、本店で通常総会と麦種子下見会を開きました。行政、生産者、JA関係者ら約30人が参加。総会では2021年度事業実績と収支決算報告、22年度事業計画、収支予算案など3議案を可決、承認しました。総会後の下見会ではJA農産物検査員9人が麦の品質を見極めました。

 

下見会は安定した品質の麦種子出荷を目的に毎年麦の検査が始まる前に実施しています。2022年産麦は梅雨時期の降雨で一部品種の品質低下が懸念されたが、播種期から収穫直前まで順調に生育していたため例年通りの品質、収量が期待できます。

麦種子は清水、竜田、健軍地区の生産者16人が59.7ヘクタール(内原種1.9ヘクタール)で栽培。生産した麦種子は全て県内の麦産地に出荷します。7月26日から検査が始まり、高品質な麦を出荷するため選別時の調整指導を徹底します。

 農産物指導員は「高品質な種子を出荷できるよう生産者と協力していきたいです」と話しました。