あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

トピックス - トピックス

大豆播種順調・秋津営農組合

熊本市東区秋津地区の農事組合法人秋津営農組合では、連日大豆の播種(はしゅ)作業が進んでいます。同組合の作付け面積は90ヘクタール(内「フクユタカ」75ヘクタール、「すずおとめ」15ヘクタール)。播種作業は16日まで続き、11月上旬に「すずおとめ」、下旬に「フクユタカ」を収穫します。

 2022年度は大雨や台風の被害もなく、例年通りの播種を迎えました。播種後は夏場の除草やカメムシの防除作業を徹底し、安定した品質、収量確保を目指します。

 同組合は連作障害を防ぐため、毎年作付け圃場を変えるブロックローテーションを実施。高品質生産を目指し、石灰資材を用いた土づくりに努めます。

 同組合の担当職員は「健康食品として大豆の消費が伸びることを期待しています。天候に恵まれ、順調に発芽してほしいです」と話しました。



JA熊本市肉用牛研究会通常総会・「黒毛和牛」PRに努める

 JA熊本市肉用牛研究会は6月29日、本店で通常総会を開きました。会員、行政、JA関係者ら約20人が参加。2021年産事業実績報告や監査報告の他、22年産事業計画や役員改選承認など3議案を可決、承認しました。

 2021年度は高品質出荷や生産者の所得向上のため、防疫マニュアルに基づいたチェックリスト活用や随時、枝肉勉強会を開きました。

 2022年度は新会員1人を加えた11人で、牛肉の消費拡大や地産地消の取り組みのため、行政機関にも対象範囲を広げた「黒毛和牛キャンペーン」を実施します。また、品質向上を目的に先進地の視察研修会や勉強会にも取り組みます。

 同研究会の古閑隆雄会長は「畜産農家は現在厳しい状況にあるが、キャンペーンなどに取り組んで黒毛和牛を広めていきたいです。その為にも会員一丸となって良い牛を生産していこう」とあいさつをしました。



青壮年部員が田植え指導・JA熊本市青壮年部竜田支部

 JA熊本市青壮年部竜田支部は6月24日、熊本市立龍田小学校の5年生4クラスの約120人に田植え指導をしました。食農教育の一環として毎年開催しています。生徒は品種「ヒノヒカリ」の苗を4.5アールの田んぼに手で植え付けました。

 同支部の宮田和典支部長が苗の植え方や持ち方を説明。その後部員8人と児童が一緒に田んぼに入り、1クラス10列分の苗を植え付けました。部員らは児童の前に立ち、植え方を丁寧に教えていました。体験した児童からは「初めて田んぼに入った。土の感触が楽しい」「思っていたよりも難しくて大変だった」と感想を話しました。

 田んぼを管理する松岡公子さん(68)は「この田植え体験は昔からずっと続いている活動です。活動を通して子どもたちが農業に少しでも興味を持ってくれたら嬉しい。これからも活動は続けていきます」と話しました。



麦「チクゴイズミ」初検査・全量1等で品質良好

 JA熊本市は6月16日、JA飽田カントリーエレベーター(CE)で2022年産小麦「チクゴイズミ」の初検査をしました。飽田CEが荷受けした小麦90トンをJA農産物検査員ら4人が検査。全量1等と格付けされました。
 検査は抽出したサンプルを決められた手順に沿って水分、粒揃いと異物の混入、粒の変形、被害粒の有無などを確認しました。検査した小麦はJA熊本経済連を通じて熊本県内の製粉業者に販売し、小麦粉や麺類に加工されます。
 2022年産は冬の厳寒な気候により生育は停滞しましたが、その後の春暖な天気で回復し、収穫時期の長雨もなく、順調な仕上がりとなりました。例年並みの収量で品質も良好です。
 農産物検査員は「昨年が天候による被害で不作だったため心配をしていましたが、今年は天候に恵まれ例年同様の仕上がりになり安心しました」と話しました。


地元の中学生がJAについて学ぶ・JA熊本市柑橘選果施設職場体験

 熊本市西区河内町にあるJA熊本市柑橘(かんきつ)選果施設では、ビジネスインターンシップ研修として、熊本市立河内中学校2年生3人を15日から2日間受け入れました。実際の職場で体験することで、事業内容を学び、将来の仕事に対する意識を高めてもらうことが目的です。

 実習に来た生徒は職員の案内で同選果場を見学し、ミカンのことや選果場の流れについて学んだあと、ハウスみかんの選果作業や袋詰めを体験しました。

 ミカンの袋詰めを体験した中尾小太郎さん(13)は「家がミカン農家で、将来家を継ごうと思っています。今回の経験を将来に活かせるようたくさんのことを学んでいきたいです」と話しました。