あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

トピックス - トピックス

大玉トマト「麗容」出荷順調・最盛期に向けて準備・JA熊本市トマト部会

 JA熊本市トマト部会が栽培する大玉トマト「麗容」出荷が順調です。4月20日時点で日量4800ケース(1ケース4キロ)を関東、関西方面に出荷。5月上旬から出荷最盛期に入り、日量6000ケースまで増える見込みです。

今年は2、3月の冷え込みにより生育が遅れていますが、収穫時期の天候回復により果実内容、玉肥大ともに例年同様良質なものができています。

 同部会は生産農家38戸が約18ヘクタールで作付け。品質向上のため、全部会員がハウス内高温と強い日差しによりトマトが黄化するのを防ぐための対策として遮光カーテン等を導入しています。こまめな温度管理や栽培管理を徹底します。6月下旬まで出荷が続き、総出荷量3000トン、販売金額10億円を目指します。

 営農指導員は「現在、順調に出荷が進んでいます。出荷最盛期に向けて選果場の体制を整え、終了まで安定して供給していきたいです」と話しました。


早期米田植え開始・白浜営農組合

熊本市西区河内町の白浜営農組合では4月16日、2022年産早期米の田植えを始めました。品種は「キヌヒカリ」。約19ヘクタールの水田に苗箱約4000枚分を定植しました。8月中旬の収穫期に向けて生産管理を徹底します。

当日は同組合役員やオペレーターを含めた組合員55人が参加。代掻きを済ませた水田に田植え機4台で、約20センチに伸びた苗を素早く植え込み、緑色の早苗の列を作っていました。

今年の苗は平年より気温が高く推移し、育苗初期は管理するのに苦労しました。生産者がハウス内の温度管理などに努めたことから順調に生育し、健全な苗に仕上がりました。

 同組合の原田一吉組合長は「資材費の高騰や高齢化の問題がありますが、これからも米作りを続けていくために、省力化に貢献する機械や資材の導入を検討し人件費の低減を図っていきたいです」と話しました。



ナス出荷最盛期・日量80トン出荷・JA熊本市茄子部会

JA熊本市野菜選果施設で、2022年産「肥後のでこなす」が出荷最盛期を迎えました。品種は「PC筑陽」。4月中旬、日量80トンを連日出荷。最大95トンまで増える見込みです。今年は1月からの寒波の影響で細果が目立ちましたが、気温の上昇とともに品質が良くなってきています。

JA熊本市茄子(なす)部会は167戸が約75ヘクタールを作付け。部会員の8割が天敵を導入し、安全安心なナス栽培を徹底しています。ナスレシピを載せた冊子をイベントや販売促進会で配るなどして消費拡大にも力を入れています。出荷は6月末まで続き、総出荷数量1万3200トン、販売金額48億円以上を目指します。

営農指導員は「例年通り出荷最盛期を迎えました。高品質なナスを届けるために出荷終了まで生産管理や指導に努めます」と話しました。



大玉スイカ出荷スタート・例年以上の大玉仕上がり・JA熊本市北部園芸部会

 JA熊本市北部選果場では、3月26日から大玉スイカの出荷がスタートしました。品種は「春のだんらん」。初出荷日には1300玉を関東、関西中心に出荷。4月11日時点で日量6000玉を連日出荷しています。6月下旬まで続き、総出荷量60万玉を目指します。

2022年産は、2月の低温と3月は寒暖差が大きく生産面では非常に苦労があったが、例年以上の大玉に仕上がっています。

JA北部園芸部会では生産者約160人が栽培面積110ヘクタールを作付け。週1回役員による査定会では、販売状況にあわせて栽培管理の確認をして高品質なスイカの出荷に努めています。

北東営農センターの谷冨裕輝センター長は「スイカは1玉から細かくカットしたものなど、販売の種類が豊富な果物。夏のイメージだけではなく、春への認知度も強めていきたいです」と話しました。



レイシ出荷スタート・「ゴーヤの日」に向け出荷増加・JA熊本市レイシ部会

 JA熊本市管内で3月31日から、ハウス栽培のレイシ(ニガウリ=ゴーヤ)の出荷がスタートしました。品種は「えらぶ」。熊本市南区会富町のJA広域野菜選果施設での初出荷には、7ケース(1ケース3キロ)を関東、関西、中京中心に出荷しました。

 

5月中旬〜6月上旬に出荷最盛期を迎え、6月末まで続く。5月の大型連休や5月8日の「ゴーヤの日」に合わせて日量1500ケースまで増える見込みです。総出荷量9万ケース、販売金額1億円を目指します。

 2022年産は3月の好天の影響で花が例年より多く、摘果作業が大変だったが、真っ直ぐでイボもきれいに揃った高品質なものができています。

 JA熊本市レイシ部会は農家22戸が約5.4ヘクタールで栽培。夏場の需要期を控えスーパーにレシピを掲示して、消費地に同市産レイシをPRする予定です。
 販売担当者は「資材等が高騰する中、少しでも生産者の利益に繋いでいきたいです」と話しました。