あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

トピックス - トピックス

キャベツ出荷ピークを迎える・JA熊本市キャベツ部会

 JA熊本市城山支店では5月上旬からキャベツの出荷が順調に進んでいます。JAキャベツ部会が生産する品種は「春ごろも」が4割、「新若夏」が6割で、日量1000〜1500ケース(1ケース10キロ)を熊本、福岡、広島に出荷しています。6月中旬まで続き、総出荷量8万ケースを目標とします。

 2022年産は冬の寒波の影響で生育が進まず、例年よりも10〜12日ほど出荷が遅れました。しかし病気も少なく、高品質な仕上がりとなっています。

 同部会では出荷基準を基に個人選別の強化を図っています。今年はキャベツの種類とレシピを紹介した冊子を制作し、キャベツのPRと消費拡大に力を入れていきます。

 宮川俊幸部会長は「今後の品質管理も徹底して行い、消費者に高品質なキャベツを届けていきたい」と話しました。


レイシ出荷最盛期を迎える・JA熊本市レイシ部会

 熊本市南区会富町のJA野菜選果施設では4月下旬、ハウス栽培のレイシ(ニガウリ=ゴーヤー)が出荷最盛期を迎えました。品種は「えらぶ」。5月8日の「ゴーヤの日」をピークに、日量1200〜1500ケース(1ケース3キロ)を関東、関西、中京中心に連日出荷しました。

 JAレイシ部会の大川嘉政部会長は南区海路口町のハウス45アールでレイシを栽培しています。最盛期の今、日量40〜50ケースを収穫。3月の晴天で生育が進み、収量は例年より多いです。(前年比120%)6月末の出荷終了まで安定出荷を目指します。

 同部会は農家22戸が約5.4ヘクタールで作付け。適期防除や水管理を徹底して高品質栽培に取り組んでいます。

 同部会の大川部会長は「旬のレイシをたくさん食べて欲しいです。コロナ禍で販売促進会や試食会が難しいが、スーパーにレイシのレシピを掲示するなどしてアピールをしていきたいです」と話しました。



春メロン出荷ピーク・JA熊本市メロン部会

 熊本市南区会富町の熊本市野菜選果施設では4月中旬から春メロンの出荷がピークを迎えています。4月26日は「アンデス」14トン、「レイナ」2トン、「クインシー」3トン、「肥後グリーン」1トンを関東中心に全国へ出荷しました。

 同施設ではJAメロン部会105戸が収穫したメロンが荷受けされ、作業員らが傷の有無や網目の張り具合を確認。目視チェックに加え、光センサーで個別の糖度を検査しています。ベルトコンベヤーに載せられたメロンは等級や大きさごとに分けられ、箱詰めされました。

 2022年産は低温の影響で小玉化や劣果がやや見られたが、出荷は順調に進んでいます。今後の天候が不安定なため、生育を注視して取り組みます。総出荷量1389トン、販売金額7.5億円を目指します。

 営農指導員の竹盛祥太さん(32)は「これからの梅雨時期にどれだけ栽培管理と対策をして良質なメロンを出荷できるかを考えて取り組んでいきたいです。農家や関係機関と連携を図りながら高品質なメロンを出荷していきます」と話しました。


中玉トマト「フルティカ」出荷最盛期・JA熊本市トマト部会

 熊本市南区会富町の野菜選果施設で中玉トマト「フルティカ」が出荷最盛期を迎えています。4月25日は2500パック(1パック250グラム)を関東、関西中心に全国へ出荷しました。JA熊本市トマト部会のうち4戸が1.2ヘクタールで栽培。6月下旬まで続き、総出荷量48万パック、販売金額5200万円を目指します。

2022年産は3月、4月の晴天で順調に生育。病気、裂果も少なく、大きさ、果実内容ともに良質です。収量も平年並みに推移しています。

 今後は同部会で定めた栽培管理を徹底し、遮光カーテンの導入や循環扇を使い、トマトの生育適温に合わせてハウス内の環境をこまめに制御していきます。

営農指導員の木村仁さん(47)は「収量増加と高品質出荷を目指して、生産者と協力しながら出荷終了まで取り組んでいきます」と話しました。



キュウリ出荷順調・JA熊本市園芸部会北部支部野菜部会

 JA熊本市北部選果場では4月下旬、キュウリの出荷が順調に進んでいます。品種は「ニーナZ」。JA園芸部会北部支部野菜部会のキュウリ栽培農家13戸は連日約800ケース(1ケース5キロ)を大果大阪青果(大阪府)に出荷。6月末まで続き、総出荷量400トンを目指します。
 同部会の吉田修さん(53)のハウスでは、10月に定植したキュウリが連日約150キロ収穫されています。今年から炭酸ガス発生機を導入。これにより日中での二酸化炭素の供給ができ、光合成の促進につながります。例年より状態が良く、収量も増えています。
 同部会は2.68ヘクタールで作付け。全戸で環境測定システム(プロファインダー)の導入に乗り出し、普及、定着を図っています。月1回の現地検討会や指導員による圃場巡回を増やし、収量、品質、秀品率向上に努めています。
 吉田さんは「今後の栽培管理を指導員と相談しながら、出荷終了まで高品質なキュウリを安定出荷していきたいです」と話しました。