あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

トピックス - トピックス

ミニトマト「千果」出荷最盛期・JA熊本市ミニトマト部会

 熊本市南区会富町の野菜選果施設では、ミニトマト「千果」が出荷最盛期を迎えています。4月22日は日量3000ケース(1ケース3キロ)を関東、近畿を中心に出荷。今年は、2月、3月の冷え込みで生育遅れの心配がありましたが、4月の高温と日照で好天に恵まれ順調に生育。病気もなく、着果、果実肥大良好な仕上がりとなりました。

部会では今年から品種を「千果」に変更。樹勢が強く生長速度も早い。育ちが悪くなる春や秋などの低温期でも収量を確保できることから収量増加が期待できます。

 JAミニトマト部会は部会員8人が6.3ヘクタールを作付け。6月まで続き、総出荷数量760トンを目指します。堆肥を主体にした土作りや、防虫ネット、粘着シートを利用した減農薬栽培など安全安心に配慮した生産管理を徹底しています。

 営農指導員は「出荷最盛期を迎え、出荷量が増えています。部会で力を合わせて今後の栽培管理に力を入れ、より良い味と品質を目指していきたいです」と話しました。


テレビで旬のスイカをPR・JA熊本市管内放送向け撮影

熊本市北区で4月19日、KAB熊本朝日放送の番組「Do You のうぎょう?合唱団」の撮影がありました。JA熊本市北部園芸部会の中山暁雄さん(34)が出演し、地域特産の大玉スイカをPRしました。

 同日に中山さんのハウスを訪れ、スイカの収穫や玉返しの作業を撮影。スイカの栽培方法や工夫している点などを紹介しました。

 同番組は、この番組は農業に関わる、さまざまな「人」にスポットを当て、その魅力的な姿を紹介している3分間番組。この日の収録は5月20日午後7時54分から放送予定です。

 中山さんは「出荷最盛期の今は1日に500玉以上のスイカを収穫することもあります。6月の出荷終了まで高品質で安定した出荷をするためにも栽培管理を徹底していきたいです」と話しました。



ハナショウブ初出荷・JA熊本市出水支店花卉部会

JA熊本市出水支店花卉部会が栽培するハナショウブが、4月20日に初出荷を迎えました。同日荷受けした11ケース(1ケース花100本・葉250枚)を関東中心に全国へ出荷。最盛期には日量約60ケースに増える見込みです。同部会は農家4人のうち2人が1ヘクタールで作付け。6月上旬まで続き、総出荷量500ケースを目指します。

同日、JA出水支店で2022年産の規格査定会を開きました。部会員2人が早朝から持ち寄ったハナショウブの長さと重量を計測し、出荷規格や等級を確認しました。

22年産は2、3月の寒さで生育が遅れていますが、4月からの高温、晴天の影響で収量、長さ、重量は例年通りに仕上がっている。

田畑一之部会長は「これから約1ヵ月間、安定した良い品物を全国へ出荷していきたいです」と話しました。
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大玉トマト「麗容」出荷順調・最盛期に向けて準備・JA熊本市トマト部会

 JA熊本市トマト部会が栽培する大玉トマト「麗容」出荷が順調です。4月20日時点で日量4800ケース(1ケース4キロ)を関東、関西方面に出荷。5月上旬から出荷最盛期に入り、日量6000ケースまで増える見込みです。

今年は2、3月の冷え込みにより生育が遅れていますが、収穫時期の天候回復により果実内容、玉肥大ともに例年同様良質なものができています。

 同部会は生産農家38戸が約18ヘクタールで作付け。品質向上のため、全部会員がハウス内高温と強い日差しによりトマトが黄化するのを防ぐための対策として遮光カーテン等を導入しています。こまめな温度管理や栽培管理を徹底します。6月下旬まで出荷が続き、総出荷量3000トン、販売金額10億円を目指します。

 営農指導員は「現在、順調に出荷が進んでいます。出荷最盛期に向けて選果場の体制を整え、終了まで安定して供給していきたいです」と話しました。


早期米田植え開始・白浜営農組合

熊本市西区河内町の白浜営農組合では4月16日、2022年産早期米の田植えを始めました。品種は「キヌヒカリ」。約19ヘクタールの水田に苗箱約4000枚分を定植しました。8月中旬の収穫期に向けて生産管理を徹底します。

当日は同組合役員やオペレーターを含めた組合員55人が参加。代掻きを済ませた水田に田植え機4台で、約20センチに伸びた苗を素早く植え込み、緑色の早苗の列を作っていました。

今年の苗は平年より気温が高く推移し、育苗初期は管理するのに苦労しました。生産者がハウス内の温度管理などに努めたことから順調に生育し、健全な苗に仕上がりました。

 同組合の原田一吉組合長は「資材費の高騰や高齢化の問題がありますが、これからも米作りを続けていくために、省力化に貢献する機械や資材の導入を検討し人件費の低減を図っていきたいです」と話しました。