あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

トピックス - トピックス

カラー出荷開始・JA熊本市御幸カラー部会

 熊本市の御幸地区では、豊富な地下水で育ったカラーの出荷が11月20日より開始しています。12月1日時点で、日量1500本前後を週2回、主に関東方面に向けて出荷。3月から最盛期に入り、最大で日量約5000本となる見込みです。5月上旬まで続き、計13万本を計画しています。

 

 同部会は3人の生産者が60アールで作付け。収穫から花の選別、箱詰めまで生産者が手作業で行っています。早朝に運び込んだカラーを長さ、大きさに分けて1束ずつ丁寧に選別し、苞が白い「ウェディングマーチ」と熊本県の育成品種「ホワイトトーチ」、苞が緑色の「グリーンカラー」、「レモングリーン」の4種を出荷します。

 2021年産について、園田重信部会長は「生育は遅れ気味ですが、花の色や形は高品質なものができています。新たな資材を導入し、より良いものを生産していきたいです」と話しました。


スティックセニョール出荷順調・品質良好・JA熊本市スティックセニョール部会

 JA熊本市管内で11月8日より、スティックセニョールの出荷がスタートしました。22日時点でL階級中心に週6回、日量約200ケース(1ケース3キロ)を出荷。JAスティックセニョール部会では、生産者48戸が7.3ヘクタールで栽培。3月下旬まで99トンを計画します。

 

 今年は、高温乾燥の影響で出荷が前倒しとなりましたが、現段階で順調に生育しています。茎の太さ、長さ共に良好の出来です。

 熊本市南区の吉岡優作副部会長の畑では、9月10日に定植した苗が収穫の時期を迎えていました。吉岡副部会長は「減農薬と土づくりに力を入れています。肥料を使わずにもみ殻などで作った自家製の堆肥と、食物残渣で作った堆肥を混ぜた栄養豊富な畑で、高品質栽培を徹底していきます」と話しました。

 部会の取り組みとして、スティックセニョールは天候に影響されやすいため、定植時期の分散をして、安定供給を図る他、スティックセニョールのレシピが掲載したパンフレットを配り、消費拡大にも努めます。


子ども食堂管理者に伝統的なみそ造りをつたえる・JA熊本市女性部

 JA熊本市女性部は11月17日から3日間、子ども食堂の管理者にみそ造り講習会を開きました。JA供合女性部員指導のもと、管内の子ども食堂5団体が参加。作ったみそ120キロは参加した団体で分配し、子ども食堂で使用します。実際に自分たちで造ることで、伝統的なみそ造りを広め、安全で安心なみそを食べてもらうことを目的として企画しました。
 講習会は、1日目に麦麹を作り、2日目に麦麹を広げて寝かせ、3日目に蒸した大豆と麦麹、塩を合わせてミンチ機に入れる合計3日間の作業を体験。体験後は、みその保管方法や、みその調理方法など質問があがりました。
 供合支部で作るみそは、材料となる大豆、麦は熊本市産のもので、無添加みそのため、安心して食べられます。
 瀬上カチ子女性部長は、「無添加のみそを食べて、おいしいと喜んでもらえたら嬉しいし、活動の意欲につながります。子ども食堂を通して、供合みその良さやおいしさを知ってほしいです」と話しました。


高品質出荷に向けて意思統一・JA熊本市スティックセニョール部会出荷説明会

 JA熊本市スティックセニョール部会は11月18日、同市南区会富町の野菜選果施設で、スティックセニョールの出荷説明会及び査定会を開きました。統一した規格で高品質な品物を出荷しようと、生産者ら24人が参加。出荷方法や規格を協議しました。
 説明会では、現物を見ながら着色状態や大きさなどを生産者と指導員が意見交換を実施。今後は、育苗から収穫開始時期まで徹底した防除管理、適時灌水や追肥をすること、高品質な側芽を一斉に収穫するため、樹勢を維持するなど高品質生産に取り組みます。
 田上一男部会長は「スティックセニョールの収量増加、価格安定のため、市場と話し合いを進めています。部会員一丸となって、良い品物を提供していこう」と呼び掛けました。
 部会は48戸が約7.3ヘクタールで栽培。出荷は3月下旬まで続き、総出荷量99トン、販売金額6000万円以上を目指します。


保育園児味噌作り体験・JA熊本市中島みそ加工部

 JA熊本市中島みそ加工部は11月11日、熊本市西区の加工所でみそ造り体験を開きました。益城町にある「保育園こころ」の先生と園児25人が麦と大豆、塩を使った昔ながらのみそ造りに挑戦。郷土料理の伝統活動に取り組む「くまもとふるさと食の名人」で、同加工部の戸田陽子部会長ら5人が指導しました。家庭教育学習の一環として、今年で30年目を迎えます。

 園児らは麦を蒸した後、こうじ菌を入れる作業と、麦こうじに蒸した大豆と塩を混ぜ、専用の機械ですりつぶす作業を体験しました。

 みそは約3カ月寝かせると完成。完成したみそは保育園の給食に使用。園児らにみその味を知ってもらい、消費拡大につなげています。

材料はJA秋津カントリーでとれた大豆を使用し、麦や塩も国産を使用しているため、安全・安心なみそができます。

戸田部会長は「子どもたちと触れ合えるこの活動を毎年楽しみにしています。出来上がったみそを食べて、大豆本来のおいしさを感じてほしいです」と話しました。