あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

トピックス - トピックス

小学生味噌造り体験・JA熊本市女性部供合支部

 JA熊本市女性部供合支部は毎年、地元の託麻北小学校の3年生を対象にみそ造り体験を開いています。社会科見学の一環として行うもので、今年で18年目。材料となる大豆・麦は全て熊本市産のもので、無添加で安全・安心な味噌を造っています。

 11月12日に女性部員らの指導のもと、同小学校3年生の3クラス合計90人が大豆とこうじ、塩を混ぜ合わせたものをミンチ機にかける工程に参加しました。作業を終えた児童が「初めてのみそ造りで楽しかったです。みそが出来たらみそ汁を作ってみたいです」など感想を話しました。今回作ったみそは3カ月ほどで完成し、児童に届けます。

 同支部では、毎年7、8キロのみそを同小学校へ贈っています。学校給食で出される。各クラスにも20キロのみそを贈り、家庭でみそのおいしさを知ってもらう活動もしているます。

瀬上カチ子支部長は「毎年、子どもたちの笑顔で元気になります。完成したみそを食べて、みそ本来の味を知ってほしいです」と話しました。


みのる食堂で「JA熊本市フェア」を開催・地元農産物を使ったオリジナルメニューを提供

 JA熊本市は11月1日から30日までの間、JA全農が直営する「みのる食堂アミュプラザくまもと店」で「JA熊本市フェア」を開催しています。全国でも有数の生産量を誇る「ナス」と「ミカン」を使ったオリジナルメニューを提供。農産物をPRするのが目的です。

 フェアで提供する冬春ナスは、「肥後のでこなす」の愛称で呼ばれ、 果肉が緻密で煮崩れしにくく、アクが少ないので様々な料理に向いていることが特徴です。また、「夢の恵」は、指定園地で栽培され収穫されたミカンの中からさらに選別し、糖度12度以上酸度1.0 以下の厳しい基準に合格したプレミアムミカンのことを言います。

 「でこなすのふわとろあんかけ丼」、「でこなすふわとろあんかけ丼(小)と夢の恵スイーツセット」、「たっぷり夢の恵パフェ」、「夢の恵サンデー」、「夢の恵タルト」で販売しています。農産直販課の岡本久博課長は「JAが提供している農産物を食べて、味を知ってもらい、消費拡大につながれば嬉しいです。期間限定メニューなので、多くの人に食べてほしいです」と話しました。



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新入職員農家で実習・地域に密着した職員を目指す

 JA熊本市は毎年、入組した全職員を対象に農家実習をしています。職員13人が11月9日から11日の3日間、6班に分かれて実習。管内で園芸作物や柑橘(かんきつ)を栽培する農家へ出向き、収穫や箱詰め、マルチ張り作業を手伝いました。農業を体験することで、JAが果たす役割や重要性の認識を深め、農家や地域に密着した職員を養成することが目的です。
 中央支店の上野紗弥さん(19)と、南部支店の太田富子さん(19)は飽田地区でナスを生産する花田弘司さんの指導を受けながら実習に励みました。上野さんは「初めて農作業を経験して、普段食べている野菜がどうやって栽培されているのかが分かりました。この経験を普段の業務に活かしていきたいです」と話しました。
 受け入れ農家の花田さんは「初めての農作業で慣れない中、一生懸命取り組んでくれています。自分の仕事に戻っても、この経験を活かして頑張ってほしいです」と期待を込めました。


大豆「すずおとめ」収穫開始・12月上旬まで続く

熊本市の農事組合法人秋津営農組合は10月23日から、大豆「すずおとめ」の収穫を始めました。「すずおとめ」10ヘクタール、「フクユタカ」76ヘクタールを合わせた86ヘクタールを収穫。11月上旬からフクユタカの収穫が始まり、好天が続けば12月上旬まで続く見込みです。

 

作業は、オペレーター12人が手分けして、コンバインで収穫します。2021年産は、9月、10月の日照りと乾燥の影響で例年より収量がやや少ないと予想。外見、品質は申し分ない出来です。

「すずおとめ」は、全量を食品メーカー「丸美屋」と契約栽培しており、今年も県内小中学校の給食用納豆へ加工します。現場の担当職員は「今年は天候に左右されました。生産者と協力しながら、最良の方法を模索し、品質向上、収量増加を目指していきます」と話しました。


「エースピーマン」初出荷・JA熊本市東部ピーマン部会

 熊本市南区会富町のJA野菜選果施設で、品種「エースピーマン」の出荷が始まりました。初出荷の11月1日には、20ケース(1ケース4キロ)が出揃いました。JA東部ピーマン部会は、生産農家14戸が3.6ヘクタールで作付け。翌年7月上旬まで続き、総出荷量360トン、販売金額1.5億円を目指します。

 

 2021年産は、日中の温度が高かったため、湿度や水管理が難しく、チャノホコリダニなどの病害虫も多々見られましたが、防除を徹底した結果、色や形、品質良好なピーマンができています。

 同部会は、全員が農薬低減のため、天敵を導入し、低コスト、減農薬栽培を実施しています。中村豊進部会長は「今年の冬は寒暖の差が激しいと予想されています。温度管理が難しくなりますが、調整しながら適期管理をしていきたいです」と話しました。