あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

トピックス - トピックス

高品質出荷に向けて意思統一・JA熊本市スティックセニョール部会出荷説明会

 JA熊本市スティックセニョール部会は11月18日、同市南区会富町の野菜選果施設で、スティックセニョールの出荷説明会及び査定会を開きました。統一した規格で高品質な品物を出荷しようと、生産者ら24人が参加。出荷方法や規格を協議しました。
 説明会では、現物を見ながら着色状態や大きさなどを生産者と指導員が意見交換を実施。今後は、育苗から収穫開始時期まで徹底した防除管理、適時灌水や追肥をすること、高品質な側芽を一斉に収穫するため、樹勢を維持するなど高品質生産に取り組みます。
 田上一男部会長は「スティックセニョールの収量増加、価格安定のため、市場と話し合いを進めています。部会員一丸となって、良い品物を提供していこう」と呼び掛けました。
 部会は48戸が約7.3ヘクタールで栽培。出荷は3月下旬まで続き、総出荷量99トン、販売金額6000万円以上を目指します。


保育園児味噌作り体験・JA熊本市中島みそ加工部

 JA熊本市中島みそ加工部は11月11日、熊本市西区の加工所でみそ造り体験を開きました。益城町にある「保育園こころ」の先生と園児25人が麦と大豆、塩を使った昔ながらのみそ造りに挑戦。郷土料理の伝統活動に取り組む「くまもとふるさと食の名人」で、同加工部の戸田陽子部会長ら5人が指導しました。家庭教育学習の一環として、今年で30年目を迎えます。

 園児らは麦を蒸した後、こうじ菌を入れる作業と、麦こうじに蒸した大豆と塩を混ぜ、専用の機械ですりつぶす作業を体験しました。

 みそは約3カ月寝かせると完成。完成したみそは保育園の給食に使用。園児らにみその味を知ってもらい、消費拡大につなげています。

材料はJA秋津カントリーでとれた大豆を使用し、麦や塩も国産を使用しているため、安全・安心なみそができます。

戸田部会長は「子どもたちと触れ合えるこの活動を毎年楽しみにしています。出来上がったみそを食べて、大豆本来のおいしさを感じてほしいです」と話しました。



小学生味噌造り体験・JA熊本市女性部供合支部

 JA熊本市女性部供合支部は毎年、地元の託麻北小学校の3年生を対象にみそ造り体験を開いています。社会科見学の一環として行うもので、今年で18年目。材料となる大豆・麦は全て熊本市産のもので、無添加で安全・安心な味噌を造っています。

 11月12日に女性部員らの指導のもと、同小学校3年生の3クラス合計90人が大豆とこうじ、塩を混ぜ合わせたものをミンチ機にかける工程に参加しました。作業を終えた児童が「初めてのみそ造りで楽しかったです。みそが出来たらみそ汁を作ってみたいです」など感想を話しました。今回作ったみそは3カ月ほどで完成し、児童に届けます。

 同支部では、毎年7、8キロのみそを同小学校へ贈っています。学校給食で出される。各クラスにも20キロのみそを贈り、家庭でみそのおいしさを知ってもらう活動もしているます。

瀬上カチ子支部長は「毎年、子どもたちの笑顔で元気になります。完成したみそを食べて、みそ本来の味を知ってほしいです」と話しました。


みのる食堂で「JA熊本市フェア」を開催・地元農産物を使ったオリジナルメニューを提供

 JA熊本市は11月1日から30日までの間、JA全農が直営する「みのる食堂アミュプラザくまもと店」で「JA熊本市フェア」を開催しています。全国でも有数の生産量を誇る「ナス」と「ミカン」を使ったオリジナルメニューを提供。農産物をPRするのが目的です。

 フェアで提供する冬春ナスは、「肥後のでこなす」の愛称で呼ばれ、 果肉が緻密で煮崩れしにくく、アクが少ないので様々な料理に向いていることが特徴です。また、「夢の恵」は、指定園地で栽培され収穫されたミカンの中からさらに選別し、糖度12度以上酸度1.0 以下の厳しい基準に合格したプレミアムミカンのことを言います。

 「でこなすのふわとろあんかけ丼」、「でこなすふわとろあんかけ丼(小)と夢の恵スイーツセット」、「たっぷり夢の恵パフェ」、「夢の恵サンデー」、「夢の恵タルト」で販売しています。農産直販課の岡本久博課長は「JAが提供している農産物を食べて、味を知ってもらい、消費拡大につながれば嬉しいです。期間限定メニューなので、多くの人に食べてほしいです」と話しました。



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新入職員農家で実習・地域に密着した職員を目指す

 JA熊本市は毎年、入組した全職員を対象に農家実習をしています。職員13人が11月9日から11日の3日間、6班に分かれて実習。管内で園芸作物や柑橘(かんきつ)を栽培する農家へ出向き、収穫や箱詰め、マルチ張り作業を手伝いました。農業を体験することで、JAが果たす役割や重要性の認識を深め、農家や地域に密着した職員を養成することが目的です。
 中央支店の上野紗弥さん(19)と、南部支店の太田富子さん(19)は飽田地区でナスを生産する花田弘司さんの指導を受けながら実習に励みました。上野さんは「初めて農作業を経験して、普段食べている野菜がどうやって栽培されているのかが分かりました。この経験を普段の業務に活かしていきたいです」と話しました。
 受け入れ農家の花田さんは「初めての農作業で慣れない中、一生懸命取り組んでくれています。自分の仕事に戻っても、この経験を活かして頑張ってほしいです」と期待を込めました。