あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

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良質大豆生産を目指す・大豆栽培講習会

 良質大豆生産を目指すJA熊本市は7月2日、東部支店で大豆栽培講習会を開き、東部管内の大豆生産者、行政、JA関係者ら24人が参加しました。
 講習会では、普及員とJA営農指導員が、発芽を揃えるための排水対策や播種時期に応じた播種方法及び播種量の厳守、土づくりと適正な施肥の徹底を呼びかけました。講習会後には、鳥害対策のため種子消毒を実施。真っ赤に染まった種子は播種前まで乾燥し保管します。
 JA管内の秋津・供合・健軍地区を中心に20生産団体が栽培しています。2021年産は、供合地区で、豆腐などに加工される「フクユタカ」を約10ヘクタール作付け、総集荷量45トンを目指します。
 JA営農指導員は「梅雨後期で雨が多いですが、良質大豆生産のため栽培管理を徹底していきます」と話しました。


青壮年部員が田植え指導・食農教育・JA熊本市青壮年部竜田支部

 JA熊本市青壮年部竜田支部は、6月30日、熊本市立龍田小学校の5年生約90人に田植え指導しました。食農教育の一環として毎年開催しています。生徒は、種から育てた「ヒノヒカリ」の苗を3.4アールの田んぼに手植えしました。
 同支部宮田和典支部長や部員8人は、生徒と一緒に田んぼに入り田植えの仕方を説明。泥に戸惑いながらも、丁寧に苗を植えていました。「今まで暑い中、苦労して作っていたのが分かりました」「体験ができてよかったです」と感想を話しました。
 圃場を管理する松岡公子さん(67)は「毎年子どもたちの笑顔が見られるのが嬉しいです。田植えを経験したことがない子にも、この体験を通して、農や食に興味を持ってもらいたいです」と話しました。


農産物や加工品商品販売・オンラインショップオープン

 JA熊本市は6月から、管内の農産物や加工品などを販売するインターネットサイト「JA熊本市オンラインショップ」を開始しました。
 新型コロナウイルスの影響により在宅時間が増えた今、パソコンやスマートフォンからいつでも気軽に注文できるオンラインショップを利用して「夢未来ブランド」の強化に努めます。
 取扱商品は、JA管内の季節に合わせた旬の野菜や果物をメインに販売。その他、昨年熊本中央高校総合探究コースとコラボして開発した「三色野菜餃子」や、「みかんクリーム大福」などの加工品も販売しています。
 今後は、旬の農産物情報を随時更新して、徐々に品揃えを増やします。農産直販課の岡本久博課長は「まだまだコロナ禍で外出自粛が続いています。自宅で購入できるオンラインショップを大いに活用して欲しいです」と話しました。


食育教育で田植え指導

 熊本市の熊本大学教育学部附属小学校の2年生108人は6月21日、池亀町の水田約5アールの田植えを体験しました。JA熊本市営農部並びに、西熊本支店が連携し、食農教育の一環として取り組んでいます。
 JA営農指導員が田植えの仕方を説明。品種は「くまさんの力」。児童らは、水田のぬかるみに戸惑い、泥だらけになりながらも積極的に取り組みました。「普段おいしく食べている米がこんなに苦労して作られているとは思わなかったです」「泥で動きにくかったけど、楽しかったです」などの感想が聞かれました。
 水田を管理する普通作部会上熊本支部の古閑誠支部長は「田植えを初めて経験する子がほとんどだろう。日本の主食である米がどうやってできているのか、その大変さを学んでほしいです。そして、ご飯を残さず、おいしく食べてほしいです」と話しました。
 西熊本支店は、今年度より「jaにしくま」にてYoutubeチャンネルを開設。今回の活動動画を配信する予定です。


小学生に田植え指導・白浜水田保全組合

 熊本市の河内小学校の5年生26人は5月14日、河内町の水田約5アールで田植えを体験しました。農地・水・環境保全向上対策事業の一環で、地元の白浜水田保全組合が毎年実施し、JA熊本市河内支店が共催しています。
 同組合の林田晃政さん(50)が苗の植え方を指導。品種は県産ブランド「くまさんの力」。靴下で水田に入ると横一列に並んで手植えし、約1時間で植え付けました。
 児童は、ぬかるみに足を取られながらも熱心に取り組み、「大変だけど、とても楽しかったです」「田植えは思ったよりきつかったです。農家の大変さがよく分かりました」などの感想が聞かれました。児童は、その後の稲刈りまで体験します。
 同組合は市の多面的機能発揮促進事業を利用し、約60ヘクタールの農地を管理します。定期的に農道の側溝や、ため池の泥を取り除き、草刈りをして地域の環境を守っています。
 田中清利組合長は「この活動を通して、子どもたちの笑顔が見られるのがうれしいです。農業に親しみを持って、一つでも子どもたちの身になってほしいです」と話しました。