あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

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JA共済優績組合表彰授与式・JA熊本市3部門受賞

 全国共済農業協同組合連合会熊本県本部は6月8日、JA熊本市本店役員室で2020年度の事業推進において特に優秀な業績をおさめたJAを表彰する「JA共済優績組合表彰授与式」を開き、JA熊本市は3部門の表彰を受賞しました。
 JA共済連、JA役職員ら11人が参加。今回はコロナ禍により規模を大幅に縮小し、各JAを共済連が巡回して、報奨品の授与を行う形式へと簡略化しました。
 表彰では、新契約優績表彰の建物共済の部及び、自動車・自賠責共済の部と、重点施策優績表彰を受賞。共済連の森哲弥部長より、JA野原泰夫組合長に賞状が手渡されました。
 共済部普及推進課西本友則課長は「来年も連続受賞を狙い、組合員に寄り添った推進活動を展開していきます」と意気込みました。


収穫したジャガイモを子ども食堂へ提供・JA熊本市女性部

 JA熊本市女性部は6月上旬、中央区南熊本の本店で、熊本市が取り組む子ども・子育て支援事業「子ども食堂」にジャガイモを提供しました。
 地域貢献活動の一環として、孤食になりがちな子どもたちへ安全・安心な無農薬野菜を食べてもらい、食することの楽しさを伝えるのが目的。19団体にそれぞれ36キロを手渡しました。
 提供したじゃがいもは、5月下旬にJA職員らと共同で収穫作業をした際に取れた物です。約1トンのジャガイモは熊本市内の子ども食堂へ提供する他、参加者全員に配られました。
 女性部の瀬上カチ子部長は「今年は去年よりも面積を1.5割増しして、栽培しました。多くの子どもたちに食べてほしいです」と話しました。


春ソバ収穫・収量昨年の倍収量・乙畠営農組合

 熊本市南区畠口町の乙畠地区で6月1日から2日にかけて、春ソバの収穫が実施されました。乙畠地区の4.5ヘクタールを収穫。2021年産は4月の高温・好天の影響で、順調に生育し、播種後の天候も良かったことから例年の2倍の収量がとれました。岡村泰典組合長は「開花後の大雨が心配されましたが、品質については申し分ない出来となっています」と話しました。
 乙畠営農組合は、水稲作付け前の水田の有効利用と地域活性化を目的として組合員68人が、春ソバ「春のいぶき」を栽培しています。また、今年はコロナウイルスの影響により中止していますが、毎年地元の保育園や子供会等を対象に、種まきや収穫体験、そば打ち体験、試食会などのイベントを開催し、食農教育にも積極的に取り組んでいます。
 収穫された春ソバは、7月中に玄ソバとして製粉業者に販売する他、一部乾麺に加工し、「乙畠そば」としてJA熊本市各支店で販売します。
 同組合顧問の上野一友さん(71)は「今年の春ソバは、過去最高の出来となっています。販売を通して、春ソバを知ってもらい、たくさんの人に食べてほしいです」と話しました。


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ドローンで「リゾケアXL」直播・労働力削減

 JA熊本市は水稲の種播き、除草剤散布、防除まで全ての作業をドローン(小型無人飛行機)で行う一貫体系に取り組みます。これにより、これまでの直播機を使った播種作業や田植え機による苗の移植などに比べ、大幅な時間短縮と労働力の削減が期待できます。
 5月27日、川尻地区の湛水6アールで、ドローンによる水稲の直播試験を行いました。同JA、JA熊本経済連、メーカー数社が参加。品種「くまさんの力」の種をコーティングした「リゾケアXL」2.7キロを約4分で播種。その後、除草剤「ベルーガ」600グラムを3分で散布、ジャンボタニシ防除剤「スクミノン」2キロを8分30秒で散布しました。
 「リゾケアXL」は、酸素供給剤、苗立枯病の防除、害虫から苗を守る薬剤をコーティング処理した種子。苗立ちを安定させるのが特徴です。
 ドローンはヤンマーアグリジャパン社製。センサーで障害物も回避でき、安全性も高く、場所や天候に合わせて飛行コースや高度、種もみを落とすなどを事前に設定し、セミオートで操作することが可能です。
 JA管内では生産者数が減少する一方で、一人当たりの経営面積は拡大しており、今後もその傾向が続く可能性は高いです。従来の田植えに代わる技術として、ドローン農業の技術体系化には関係者の期待が集まります。
 同JA営農指導員は「農家の高齢化や、後継者不足による人手不足など、農業現場の問題解決につなげたいです。これからの技術の進化に期待しています」と話しました。