あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

トピックス - トピックス

小玉スイカ出荷開始・玉太り、糖度申し分ない出来・JA熊本市東部スイカ部会

 JA熊本市東部集荷場で、4月8日に始まった小玉スイカの出荷が順調に行われています。同日、1000玉を出荷。4月中旬に出荷最盛期を迎え、日量2000玉まで増加。6月中旬まで出荷は続き、総出荷数量2万5000玉、販売金額6000万円を目指します。
 JA東部スイカ部会では、生産者6人が130アールを栽培。2021年産は、生育時の天候が良く、玉太り、糖度も例年以上のものができています。
 品種は「ひとりじめ」。冷蔵庫に丸ごと入る直径約15〜20センチ、約2キロの手頃な大きさが特徴。核家族など少人数世帯が増えたことによる新たな消費者ニーズの高まりに対応できることから、年々人気を集めています。
 東区の宮田孝実さん(67)のハウスでも、収穫作業に追われていました。同日は100ケースを収穫。宮田さんは「今年は好天に恵まれ、順調に収穫を進めることができています。今後暖かくなるにつれ、消費が伸びてほしいです」と話しました。


大玉スイカ出荷順調・JA熊本市北部園芸部会

 JA熊本市北部選果場では、2021年産大玉スイカの選果が順調です。品種は「春のだんらん」。4月7日現在、日量1万玉を関東・関西中心に連日出荷しています。4月の下旬から5月の連休にかけて最盛期となり、6月下旬まで総出荷量60万玉を見込んでいます。
 2021年産は、需要期に増量傾向となるよう播種期を遅らせ定植など開始しましたが、年明け以降の天候が非常に良く、出荷は前進気味となりました。しかし、その影響で生育は順調。平年以上の大玉傾向と内容も良好で3月下旬より出荷開始となりました。
 管内では、生産者約160人が栽培面積109ヘクタールを作付け。部会では、週に1回役員による査定会を開いています。販売状況にあわせて、収穫から出荷や栽培管理の確認を行い、高品質なスイカの出荷に努めています。北東営農センターの谷冨裕輝センター長は「昨年はコロナ過と低温で厳しいスタートでしたが、本年産は例年になく大玉傾向で生育条件にも恵まれ内容は申し分ない。西瓜は夏のイメージだが春もしっかり食味があります。これから増量期を迎えるので季節や気候に問わず、旬をたくさん楽しんでもらいたいです」と話しました。


春の花教室開催・農協を広める活動・JA熊本市女性部

 JA熊本市西熊本支店管内の女性部は3月上旬、同支店で春の花教室を開きました。管内の女性部は、上熊本と池上の2地区に分かれており、今回は女性部活動として、JAを広めるため共同で取り組みました。参加者はだいほ農園の指導を受けながら鉢に植え付けました。
 地域の人に農協を知ってもらうおうと池上地区の大嶋洋子支部長が企画。大嶋支部長は「近所の方が農協に足を運んでもらうためにどうしたら良いか考えました。農協を知るための第一歩になれば嬉しいです」と経緯を話しました。女性部員は、口伝えで家族、友達、近所の人などに教室の開催を告知。当日は告知の効果もあり、支店は大賑わいでした。
 参加者たちは、マーガレット、ルピナス、パーベナなど4、5種類を選び、見栄などバランスを見て植え付けました。参加した地域の人は「寄せ植えはとても楽しかったです。この場所にJAがあるのは知らなかったから知れて良かったです。また来ます」と認識が伺えました。
 来年も教室を開く計画。上熊本地区の白鷹文代支部長は「毎年の恒例行事になればもっと認知が増えるだろう。活動を通して女性部への勧誘もしていきたいです」と意気込みを話しました。


村上富美子さん最優秀賞受賞・JA熊本県女性大会

 JA熊本市女性部は3月9日、JA熊本県女性組織協議会が主催する、2021年度JA県女性大会に参加しました。組織活動体験発表では、天明支部の村上富美子さんが最優秀賞を受賞しました。村上さんは県代表として九州地区大会に出場します。
 組織活動体験発表や作文コンクールは動画での審査となりました。村上さんは「女性部は居心地が良くて」と題し、女性部に関わることになった経緯、支部活動の様子、女性部・フレッシュミズ会・ハイミセス会の3部制組織の内容などについて発表しました。
 大会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中央会と本店をオンラインでつなぎ開催。毎年、組織活動の活性化と部員の意識の高揚を図るため、組織活動体験発表を行い、活動の経験や知識を学びます。フレッシュミズの作文コンクールでは若い部員の声を組織に反映させています。
 村上さんは「部員や職員の皆さんの力添えがあっての受賞だと思います。皆さんに感謝しています。審査講評のアドバイスを基に九州大会へ向けて原稿を調整し、県代表として頑張りたいです」と意気込みを話しました。


ドローンを活用・農作業労力削減を目指す

 JA熊本市とグリーンテックは、農作業労力軽減を目的として、農業用ドローンを活用した肥料散布試験を飽田地区の圃場で実施しました。
 農家、業者、JA指導員など約7人が参加し、麦の追肥をドローンで試験しました。参加者から「圃場に入らなくても全面散布が出来るので作業メリットがある」などの肯定的な意見が出ました。
 3月3日の試験日は、MG−1ドローンを使い、20ヘクタールの圃場で試験。通常は5倍の時間がかかるところをドローンは、5キロ(尿素粒)の肥料を積み、15アールを2分間飛行しました。また、GPS(全地球測位システム)も付いているため、ドローンに圃場の情報を入力すれば自動で動くシステムとなっています。
 JA熊本市は、肥料散布試験に続き、4月に農薬散布試験も実施するとしており、ドローン散布で作業効率化に取り組みます。