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あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

物流の適正化・生産性向上に向けたJA熊本市の取組に関するガイドライン

令和6年1月11日


物流の適正化・生産性向上に向けた
JA熊本市の取組に関するガイドライン

 

1.発荷主事業者・着荷事業者に共通する取り組み事項

(1)実施が必要な事項
■物流業務の効率化・合理化
(1)荷待ち時間・荷役作業等にかかる時間の把握
 物流事業者との連携のもと、発荷及び着荷事業者として配車及び到着時間の計画に基づき、荷待ち時間・荷役作業等にかかる時間を把握します。

(2)荷待ち・荷役作業等時間2時間以内ルール
トラックへの積み込みを、パレット積み付け荷物をフォークリフト等による積込を実施することにより、荷待ち、荷役作業等にかかる時間を削減します。
 また、物流事業者が貨物自動車運送事業法等の関係法令及び法令に基づく命令を遵守して事業を遂行することができるよう、必要な配慮を行います。

(3)物流管理統括者の選定
 物流の適正化・生産性向上の取組を事業者内において総合的に実施するため、物流業務の実施を統括管理する者を選任します。
 物流管理者統括者は、物流の適正化・生産性向上に向けた取組の責任者として、物流業務の管理を行います。

(4)物流の改善提案と協力
 発荷事業者・着荷事業者の商取引において物流に過度な負担をかけているものがないか検討し、改善します。

■運送契約の適正化
(5)運送契約の書面化
 運送契約は、書面にて行います。

(6)運賃等の契約について
 物流事業者と協議して対応を図ります。

(7)運賃と荷役等料金の契約について
 運送契約を行う場合については、運送の対価である「運賃」と運送以外の役務等を考慮した契約になるよう留意します。

(8)下請取引の適正化
 運送契約の相手方の物流事業者に対し、下請に出す場合、特段の事業なく多重下請による運送が発生しないよう留意します。

■輸送・荷役作業等の安全の確保
(9)輸送異常時等の運行の中止・中断等
 地震等災害が発生した際やその発生が見込まれる際には、物流事業者と協議し無理な運転依頼を行いません。また、運転者等の安全を確保するため、運行の中止・中断等が必要と物流事業者が判断した場合は、その判断を尊重します。

(2)実施することが推奨される事項
■物流業務の効率化・合理化
 物流事業者と、出荷計画に基づき、長時間の荷待ち時間削減を目指します。

(1)予約受付システムの導入
 予約受付システムについては、予約業務負荷の増大にならないよう、導入の目的を明確にし、発荷事業者と物流事業者双方が協議し、導入を検討します。

(2)パレット等の活用
 パレット等を活用し、荷待ち時間・荷役時間等削減を目指します。

(3)出荷・着荷業務の効率化に資する機材等の配置
 トラック等において、荷待ち時間が発生しないよう、適正なフォークリフト台数、作業員等を物流事業者と協議し配置します。

(4)検品の効率化・検品水準の適正化
 出荷に係る検品等については、効率的な検品に努めます。

(5)物流システムや資機材(パレット等)の標準化
 パレットの活用にあたり、発荷、着荷事業者と協議し、パレットを活用した荷役作業に努めます。

(6)輸送方法・輸送場所の変更による輸送距離の短縮
 発荷事業者と物流事業と協議し、輸送手段としてJR貨物や船舶等利用によるモーダルシフトを導入し、着荷事業者と連携した輸送方法に取り組みます。

■運送契約の適正化
(7)物流事業者との協議
 運賃等運送契約の条件に関して、物流事業者に対して協議の場を設けます。

(8)高速道路の利用
 物流事業者から高速道路の利用と料金の負担について相談があった場合は、協議に応じ、高速道路の利用に係る費用については、双方協議して対応します。

(9)運送契約の相手方の選定
 契約する物流事業者を選定する場合には、関係法令の遵守状況を考慮するとともに、働き方改革や輸送の安全性の向上等に取り組む物流事業者を選定します。

■輸送・荷役作業等の安全の確保
(10)荷役作業時の安全対策
 荷役作業を行う場合には、労働災害の発生を防止するため、安全な作業手順の明示、安全通路の確保、足場の設置等の対策を講じるとともに、事故が発生した場合の損害賠償責任を明確化します。

2.発荷主事業としての取組事項
(1)実施が必要な事項
■物流業務の効率化・合理化
(1)出荷を考慮した荷待ち時間、荷役時間の短縮
 出荷先を考慮した出荷、配車計画により荷待ち時間・荷役時間の短縮を目指します。

(2)運送を考慮した出荷予定時刻の設定
 トラック運転手が輸送先まで適切に休憩を取りつつ運行することが可能なスケジュールが組めるよう物流事業者と連携して計画的な運行となるよう取り組みます。

(2)実施することが推奨される事項
■物流業務の効率化・合理化
(1)出荷情報等の事前提供
 計画的な輸送を行うため、出荷情報を早期に提供し、物流事業者や着荷事業者の発送・受入体制を確保する。

(2)物流コストの可視化
 着荷事業者との商取引において、物流効率に配慮した着荷主の発注を促します。

(3)発荷主事業者側の施設の改善
 荷待ち・荷役作業等の時間削減に資するよう、選果場等物流施設の荷物置場の確保やパレット出荷対応等必要な改善に取り組みます。

(4)混雑時を避けた出荷
 物流事業者と連携して対応します。

(5)発送量の適正化
 着荷事業者との連携による計画的な受発注及び物流事業者との連携のもと計画的な出荷・輸送に努めます。

3.着荷主事業としての取組事項
(1)実施が必要な事項
■物流業務の効率化・合理化
(1)納品リードタイムの確保
 発荷事業者や物流事業者の準備期間を確保し、発注から納品までの納品リードタイムを十分に確保します。

(2)実施することが推奨される事項
■物流業務の効率化・合理化
(1)発注の適正化
 荷待ち時間低減するため、発着事業者と物流事業者の業務効率化を実施します。実施にあたっては、事前に十分に協議を行い、いずれかに負荷がかからないように留意します。

(2)着荷事業者側の施設の改善
 荷待ち・荷役作業等の時間削減に資するよう、荷物置場の確保やパレット出荷対応等必要な改善に取り組み、荷待ち・荷役作業の時間削減に努めます。



熊本市農業協同組合