あぐりキッズスクール
JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)
全国でも有数のミカン産地であるJA熊本市柑橘部会では、ミカンの新しい食べ方についてアイデアを競う「夢未来みかん料理コンテスト」を開催しています。9回目の開催となった今年は高校生の応募が多数を占め、そのレシピには斬新なアイデアが光っていました。
ミカンの新たな魅力を発見し、更なる消費拡大を目的として企画。特産品のミカンや中晩柑を使った斬新なレシピを料理・菓子の2部門に分け募集しました。
2月9日のコンテスト当日には、会場となる同市西区の河内公民館に、応募総数106通の書類審査を勝ち抜いた料理10点、菓子10点が揃いました。約8割は高校生が出願したもの。最優秀賞にあたる夢未来賞に輝いたのは、鮭をミカンジュースに漬け込み、ミカンの風味を詰め込んだ「鮭のみかん幽庵焼き」と、ミカンをクリームチーズと白あんで包んだ「クリームチーズみかん大福」を考案した高校生2人でした。「鮭の幽庵焼き」を考案した高校生の井上颯麻さんは「ミカンジュースに1日漬け込むことで魚の生臭さを消し、ミカンの風味を活かした。簡単に作れることも重視した」と話しました。
料理研究家の西村直子氏、フランス菓子トワ・グリュの三鶴眞一シェフが中心となり、味、見た目、独創性や意外性の他、ミカンのおいしさを引き立てるような工夫があるかどうかなどを試食審査しました。菓子部門の審査をした三鶴シェフは「プロも思いつかないようなアイデアが出揃い、高校生の活気あふれる姿勢が輝いていた。コンテストを機会に、河内のミカンに愛着と誇りを持ってほしい」と特産ミカンの消費拡大に期待を込めます。
同部会の木下由美女性部長は「コンテストに10代のアイデアが新しい風を運んできてくれた。優秀作品は、女性部の販促活動で活用するなどして、夢未来ミカンのPRにつなげていきたい」と抱負を語りました。
受賞者は以下の通りです。
◆料理部門
▽夢未来賞「鮭のみかん幽庵焼き」井上颯麻さん、▽特別賞「冷奴のみかんあんかけ」藤嶽璃胡さん、「ミカンストローネ」山内眞樹さん、▽審査員特別賞「オレンジソースグラタン」山本めぐさん
◆菓子部門
▽夢未来賞・審査員特別賞「クリームチーズみかん大福」藤吉遥香さん、▽特別賞「ふわふわみかんパンケーキ〜ミルフィーユ仕立て〜」松尾魁星さん、「夢未来あられ(シュガー味・ソルト味)」荒木喜久美さん
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余った切り餅を劇的アレンジ! |
右から木下由美部長、夢未来賞に輝いた井上颯麻さん、藤吉遥香さん、田中安代副部長 |
プロの料理研究家やシェフ、生産者らが審査しました |
主婦の知恵が詰まったミカンストローネ |
夢未来賞(菓子部門)「クリームチーズみかん大福」 |
夢未来賞(料理部門)「鮭のみかん幽庵焼き」 |
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