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■「夢未来くまもと」の青果物はいかが

 熊本市農畜産物生産出荷協議会(熊本市・JA熊本市・JA熊本市園芸部会など)は3月5日、市内の量販店やホテル、給食・飲食業関係者ら37人を招き、熊本市野菜産地見学会と試食・交流会を開きました。生産者が「安全・安心」を心掛けて作った「夢未来くまもと」ブランドの農畜産物を優先的に利用してもらい、消費拡大につなげたい考えです。
 ホテルのシェフらで構成する全日本司厨士協会や量販店の青果物バイヤーらは、管内西南地区の施設園芸(メロン・トマト・ナス)と露地野菜(スティックセニョール)の栽培圃場や同市会富町のJA野菜選果施設を視察。生産者やJA営農指導員らの案内で、全戸がエコファーマーの生産部会で取り組む減農薬栽培や、ハウスの気密性を高めるための省エネ設備などのほか、農産物の集荷から選果・出荷に至る選果施設の工程などを見学しました。
 生産者らを交えた試食交流会には73人が参加し、「夢未来くまもと」の青果物を使って生産部会女性部が料理を提供。熊本大同青果の川端正隆専務が、取り扱う市内産農産物を紹介し地産地消を呼び掛けました。「トマトのスープ」や「なすの豚肉巻き薬味ソースかけ」など素材を活かした料理に、試食した参加者らは「食味が良く、料理の使い勝手も良さそう」などと好評でした。意見交換会では「圃場の整備が行き届いているのに感心した」、「どのような経路で仕入れたら良いか、流れを作ってほしい」などが聞かれました。

トマトの生産取り組みなどを説明する生産者(左)