1. トップページ
  2. トピックス

■種植えから販売まで体験 

 JA熊本市農業支援センターと食品メーカー丸美屋は、平成23年から大豆の栽培・加工体験などを通じて食農教育を行っています。食や農業への理解を深める狙い。
 3月13日、市内の高平台小学校の3年生約90人が、自分たちが育てた大豆で作った納豆の販売を体験しました。商品パッケージは児童らがデザインしたもの。「美味しい納豆いかがですか」と威勢良く買い物客らに声を掛け、納豆が売れると大喜び。限定540パック(1パック3個入り200円)を約2時間で完売しました。
 最後の一個を販売した児童は「納豆が美味しそうにみえるようにイラストを描いた。自分たちが作ったものを買ってもらえて嬉しかった」と笑顔。孫の納豆を買いに来ていた男性は「種植えから販売まで体験することは、食に関心をもつ良い機会だと思う」と話していました。
 児童らは、昨年7月に地元農家から無償で借りた約3㌃の畑に種をまき、10月には枝豆、12月には大豆として収穫。豆腐作りも体験した。平成25年も同小学校での取り組みを続ける予定です。