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■「おどる丹頂」出荷はじまる

 全国有数のアリウム産地である熊本市の西南地区で、「おどる丹頂」の出荷が行われています。平成25年産は昨年末の低日照、低温のため出荷が10日ほど遅れましたが、品質は良好です。
 3月27日は関東・関西方面を中心に173ケース(1ケース50本)を出荷。「おどる丹頂」は花の先端は赤色で、丹頂が踊っているように見えるのが名前の由来です。4月上旬から5月中旬に最盛期を迎え、6月上旬まで丹頂系全体で30万本の出荷を計画。札幌や関東、関西、中国地方など全国へ出荷します。
 JA熊本市西部花卉部会の3人の生産者が作る「おどる丹頂」は、ひとつひとつ茎の曲がりが異なりユニークな形がセールスポイント。線の面白さを活かして、フラワーアレンジメントなどにも使われます。
 「今年も自信を持って提供できる仕上がりとなっている。」と部会長の松崎武司さん。これから出荷のピークを迎えるにあたり「現在の販売は好調だが、今後ハウス内が高温になるため、切り遅れや虫等の発生に気をつけて品質低下を避けたい」と話します。

今年も自信を持って提供する「おどる丹頂」