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■ハウス桃出荷目前に圃場巡回

 熊本市上熊本地区で5月13日、ハウス桃の出荷目前に圃場の巡回が行われました。JA関係者、市場、行政が生産者のハウスに出向き生育状況や糖度を調べ、初出荷日を決定しました。
 初出荷日は16日で、初日は2玉パック10ケース(12パック/1ケース)、4玉パック10ケース(9パック/1ケース)を出荷予定。上熊本地区は果樹向きの土壌で、生産される桃は実の締まりが良く日持ちがいいのが特徴です。
 JA熊本市上熊本桃部会は3人の生産者がハウス30㌃で栽培。品種は、日川、八幡白鳳、花嫁、千代姫などを手掛けます。部会では、生産技術の講習会を開くなどして品質の良い桃の生産に力を入れています。
 生産者の津下怜さん(78)は、「こらから暑くなるので、温度管理、換気をしっかり行い、収穫作業に励みたい」と語ります。ハウス桃の出荷は6月中旬まで。出荷先は主に地元の田崎市場で、同支店管内のJA青空市場でも販売しています。問合せはJA熊本市上熊本ふれあい青空市場、電話096(351)4310まで。

収穫目前に桃の生育状況を確認する津下さん(5月13日、熊本市上熊本地区で)