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■梨出荷順調

 JA熊本市芳野梨選果場で7月23日、トンネル栽培の梨「幸水」の出荷が順調に行われています。約8㌧を出荷する見込みです。同JA芳野ナシ部会の杉本俊一部会長は「2013年産は雨も少なかったため、果実品質、食味ともに良好に仕上がっている」と話します。
 同日は600ケース(1ケース5㌔)を選果し、関東・関西方面へ出荷しました。梨は色や形状、傷の有無などを確認しながら、等階級別にひとつひとつ丁寧に選果します。
 同部会は24戸の生産者が9㌶で栽培。トンネル栽培の「豊水」を8月上旬に約6㌧、露地物の「豊水」を8月中旬〜9月中旬に約50㌧、「あきづき」を9月上旬〜中旬に約18㌧、「新高」を9月中旬〜10月上旬に約34㌧の出荷を計画します。
 部会では、部会員全員がエコファーマーを取得しており、農薬の残留検査を徹底するなどして安全・安心な梨づくりに取り組んでいます。販売量の多い品種は試食宣伝を毎年実施。宮川玄徳販売担当職員は「贈答用の2㌔の化粧箱も出荷している。より多くの方に食べてもらいたい」とPRします。

ひとつひとつ丁寧に選果される「幸水トンネル」