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■早生温州ミカン出荷開始

 熊本市河内町のJA熊本市柑橘選果施設で11月2日、早生温州ミカンの選果が始まりました。4日の初売りに向け、黄色く色づいたミカン約150㌧を関東の市場を中心に出荷しました。
 今年産は天候不順の影響で生育の遅れが懸念されましたが、梅雨明け以降の好天により果実品質や果皮の着色も良好なミカンに仕上がりました。
 JA熊本市柑橘部会は429人のエコファーマーがJAブランド「夢未来みかん」を生産します。早生ミカンは特選ブランドの「夢の恵」をはじめ、レギュラーミカンを中心に12月下旬まで生果合計で8500㌧の出荷を計画。消費地の要望に応じた計画販売を行うため、部会では市場と連携した割当集荷を徹底しています。
 部会長の東紀巳雄さん(57)は「今年もおいしいミカンに仕上がっている。1人でも多くの方に食べてもらいたい」と話します。今後も品質向上対策を継続し、厳選した「夢未来みかん」の安定出荷により市場での有利販売につなげる狙いです。

厳選出荷される黄色く色づいた早生ミカン