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■大豆通じ農業学ぶ

 熊本市上南部の託麻北小学校4年生68人が1月26日、納豆を包むわらつと作りに挑戦しました。大豆の栽培を通して子どもたちに農業に関心を持ってもらおうと、地域で農作業を受託する㈱アグリともあいが平成16年から毎年行っています。
 子どもたちは大津隆満社長(63)らの指導を受けながら作業。ひもと約50センチの棒を使い、無農薬の稲わら3本ずつを根元と穂先の向きを交互に変えて編み込んでいく作業に取り組みました。初めて体験した大久保千紘君(10)は「わらにすきまが出来ないよう、ひもを真っ直ぐに結んでいくのが難しかった」と話していました。
 児童らは昨年7月、約12アールの畑で小粒大豆「すずおとめ」の種まきを体験。11月に約200キロの大豆を収穫しました。今後はわらつとで包む納豆作りを31日に行い、2月3日のもちつきでもちと一緒に味わう予定です。

稲わらを編んでつと作りに取り組む子どもたち
完成したわらつとを手にする子どもたちと大津社長(前列中央)