つややかで赤く色づいたイチゴが出荷の最盛期を迎えました。JA熊本市白浜苺部会は18戸のエコファーマーが6.49㌶でJAブランド「夢未来いちご」を生産。同市河内町白浜の産地では、大玉で果肉まで赤く色づく「紅ほっぺ」と果形が良く甘いほのかな香りが特徴の「さがほのか」の栽培が盛んです。
部会では花芽分化を促進する紙ポットや白ポットによる育苗面積を拡大し、早期出荷量の増加を実現。今年産は夏場の猛暑など天候不順の影響で、初出荷日が前年に比べ約1週間遅れたものの、2月に入り両品種とも3L〜2Lの大玉を中心に日量約4000パック(1パック250㌘)を出荷。関西地方を中心に、5月下旬まで253㌧(約101万パック)の出荷を計画します。
部会長の村上成人さんは「冬場の1〜2月期のイチゴは真っ赤に完熟させてから収穫するため、1年で最もおいしい。丹精して作ったイチゴを多くの方々に食べてもらいたい」と話しました。 |
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