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■踊る丹頂出荷本番

 熊本市西部で3月30日、花茎を人工的に曲げて創り上げるアリウムが出荷本番を迎えました。今年産は天候不順で初期生育が遅れましたが、生産者の栽培管理により品質の良い花に仕上がっています。
 JA熊本市西部花卉部会は4人の部会員が約90㌃で栽培。バラエティーに富んだ曲がりを「おどる丹頂」のブランド名で、関東や関西など全国の市場に出荷します。生産する品種は「丹頂」をはじめ、「グリーンベリー」や「スネークボール」など約10種類。丹頂系を中心に4月中旬にピークを迎え、6月初旬まで8000ケース(1ケース50本)の出荷を見込んでいます。
 部会長の松崎武司さん(44)は「アリウム『丹頂』の生産量では日本一の産地。一層の品質向上に努め、消費者に喜んでもらえる花作りに取り組んでいきたい」と意欲を語りました。

出荷のため花を収穫する松崎部会長