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■食農教育を教材で応援

 JA熊本市の村上一也組合長と農林中央金庫熊本支店の中西悟副支店長らは5月12日、同市手取本町の市教育委員会を訪れ、小学校高学年向け補助教材を廣塚昌子教育長に贈りました。JAバンク食農教育応援事業の一環で、市内80校(旧鹿本郡植木町、旧下益城郡富合町・城南町を除く)の小学5年生に配布します。
 教材は「農業とわたしたちのくらし」(A4判カラー・44㌻)と「こども農林水産白書」(同・28㌻)の1セット、合計7144部。農産物が農家から消費者に届く過程や、食料自給率を高めるための取り組みなどが解説してあります。
 贈呈式では、中西副支店長が同事業の趣旨を説明。村上組合長が「次代を担う子どもたちに食と農業の重要性と共に、自然環境を大切にする心を育んでほしい」と話して教材を手渡すと、廣塚教育長は「『地産地消』の声も広がっており、農業の重要さや自分の体を守る食の大切さなどを子どもたちに伝えていきたい」と応えました。

廣塚教育長(中央)に教材を贈った村上組合長(左から2人目)ら関係者