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■早生レンコン初出荷

 熊本市沖新町で5月15日、ビニールハウスで促成栽培する早生レンコンの出荷が始まりました。消費地に高位平準化した製品を出荷しようと、初日は生産者の圃場で規格査定会を開催。関東や中国地方を中心に121ケース(1ケース2㌔)を出荷しました。
 早生レンコンは、みずみずしさとサクサクの食感が特徴。JA熊本市高砂蓮根部会のエコファーマー30人が約41㌶で栽培します。全国に先駆けて5月中旬から出荷する産地で、今年産も玉肥大の良好な、品質の良いレンコンに仕上がりました。
 レンコンは鮮度を保つため保水シートで包み、蓮の葉を添えます。消費地の嗜好に合わせて「洗い」を関東、「泥つき」を中京や中国、九州地方に出荷しています。部会長の松村一昌さんは「消費拡大を目指し、料理レシピを新たに考案した。今年もおいしいレンコンを消費者にお届けしたい」と話します。
 JAでは7月上旬から収穫が始まる露地物と合わせて今年産出荷量を約250㌧と計画。早生レンコンの出荷は8月上旬まで続きます。

レンコンを収穫し選別に向かう生産者