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■レイシ出荷ピーク

 JA熊本市管内で5月19日、ハウス栽培のレイシが出荷のピークを迎えています。平成23年産レイシは1月下旬から定植を開始。交配期以降は好天にも恵まれ、生育は良好です。4月13日に始まった出荷も5月に入り、日量約2000ケース(1ケース3㌔)を主に関東や関西、中京地方に出荷しています。
 JA熊本市レイシ部会の生産農家47戸が11.1㌶で栽培。生産する品種は「えらぶ」で、濃い緑色で光沢があり、表面の丸みを帯びたイボとずっしりとしたボリューム感が特徴。独特の苦味がスタミナ源となる健康志向の夏野菜として人気です。
 安全・安心な製品作りを目指し、交配も生産者が雄花から雌花に一つ一つ手作業で行います。部会長の小原正行さんは「レイシはビタミンCを多く含む健康野菜。手間はかかるが品質の良いものを消費地に届けたい」と話します。
 部会では消費拡大に向け、女性部を中心に消費地での試食宣伝活動も毎年行っています。生産者の収穫作業は7月上旬まで続き、JAでは今年産出荷量420㌧を計画します。

雄花の花粉を一つ一つ雌花に手作業で交配