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■活力ある協同組合目指そう

 「協同活動を通して組合員組織を活性化し、活力ある協同組合を目指そう」をスローガンに、JA熊本市は5月30日、同市で役職員総決起大会を開きました。事業目標の達成へ、役職員ら585人が結集しました。
 村上一也組合長が「東日本大震災による被災地の一日も早い復興を願う。農家経営やJAを取り巻く環境は厳しいが、役職員一人一人が自覚と責任を持って信頼される組織を目指し計画の実現に取り組んでいこう」とあいさつ。鳥飼博秋参事が組合員所得の最大化を目指すための平成23年度重点取り組みや、コンプライアンスの徹底など行動目標を示しました。
 JA熊本中央会営農生活センターの内田敬介氏が講演。資本主義がもたらした格差社会の中で、協同組合運動の起源や農民が農協を設立した趣旨などを解説しました。内田氏は「組合員が主人公の民主的運営や自主・自立の相互扶助など協同思想を見直して」と提言。「『土』と『いのち』と『くらし』を協同で守るための農協運動を目指そう」と強調しました。
 大会ではJAの戦略的中核人材を育成する「未来塾」を履修した職員2人が、企画した実践具体策を発表。総合支店長らが壇上で決意表明し、ガンバロー三唱で意思を結集しました。

講師の内田氏