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■夢未来みかん都市圏へ

 JA熊本市柑橘部会は9月29日、極早生温州ミカン「豊福」の出発式を同市河内町のJA夢未来柑橘選果場で行いました。生産者や県・市の関係機関、JA関係者ら約40人が出席。10月1日売り出しのミカンを積んだトラックを拍手で見送りました。
 部会長の東紀巳雄さんが「有利販売に向けて生産者やJA、関係機関が一致団結し、消費者に高品質の『夢未来みかん』を届けよう」とあいさつ。商品を消費地まで運ぶ運転手にミカンを贈り、品質保持と安全輸送を要請しました。同日は関東や関西方面を中心に約80㌧を出荷。極早生ミカンは早生ミカンに切り替わる10月末日まで生果合計で6100㌧(前年比15%増)を見込んでいます。
 今年産は開花の遅れが見られましたが、9月以降の好天や生産対策により果実品質や着色は良好。JAでは温州ミカン全体で2万4900㌧、中晩柑で1400㌧の出荷を計画します。生産者らは出発式に先立ち、ミカンの安定出荷と高値販売を地元の河内稲荷神社で祈願しました。

消費地に向けて出発するトラックを見送る柑橘部会役員ら
出荷が始まった極早生温州ミカン「豊福」