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■移動販売車が出発 高齢世帯に新鮮食材

 高齢者世帯の食卓に新鮮な食材を届けようと、JA熊本市は12月12日から移動販売の新規事業を始めます。移動販売車「夢未来号」の出発式と完成除幕式が11月26日、同市の興南会館で行われ、商品を載せた車両がJA夢未来農業祭の会場にお目見えしました。
 JA管内の農漁村地帯や山間部などをトラック2台(2㌧・850㌔)1組で駆け巡り、高齢者の生活や買い物を支援します。実施地域は同JA西部・河内・飽田・天明の各総合支店管内の3ルートを設定。各ルートは午前9時から午後3時30分ごろまで週2回のペースで巡回します。停車地は11〜13カ所の計36箇所で、販売時間は30分ほどを予定。米など重い商品の宅配や御用聞きも行い、利便性向上に加えて健康管理も支援します。
 取り扱う商品はJA夢未来直売所の青果物や弁当、惣菜などが中心。精肉や鮮魚の他、パンや菓子、乳製品なども販売します。出発式でJAの村上一也組合長は「高齢者や子育て世代の人たちに、新鮮で安全・安心な地元の農畜産物を供給し、地域の活性化に寄与したい」とあいさつしました。
 当該総合支店管轄の9支店で4日間のプレ販売を行い、12日から本格的に始動します。
 問合せは同JA移動販売係、℡096(377)1211。

JA熊本市移動販売車「夢未来号」を除幕し一礼する村上組合長