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■春夏瓜類・春野菜出荷対策確認

 JA熊本市と同JA園芸部会は3月8、9の両日、全国の主要荷受市場28社を産地に招き、平成24年産春夏瓜類・イチゴ・春野菜生産出荷協議会を開きました。本格的な出荷シーズンを前に産地と市場側の連携を密にした生産出荷対策を確認し、4〜6月の目標販売額を48億2000万円(前年同期比1.5%増)と決めました。
 市場関係者らは同市西南地区で栽培が盛んなナスやトマト、ミニトマトの他、北部地区のアールスメロンと大玉スイカの施設圃場を視察。生育概況をJA営農指導員が説明し、栽培技術面の質問に生産部会長らが応じました。寒波などで着果や果実肥大への影響が懸念されましたが、生産努力と天候回復により出荷量は増加するとの見通しを示しました。
 会合では市場代表らが市況情勢などを報告。JAの村上一也組合長が「高品質で安全・安心な農産物の生産と経営合理化を推進し、販売戦略の充実強化を図って消費者の期待に応えたい」と話しました。

生産者(奥左)が生産取り組みを説明