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■早生レンコン初出荷

 熊本市沖新町で5月16日、ビニールハウスで促成栽培する早生レンコンの出荷が始まりました。消費地に高位平準化した農産物を出荷しようと、初日は生産者の圃場で規格査定会を開催。関東や中国地方を中心に247ケース(1ケース2キロ)を出荷しました。
 早生レンコンは、みずみずしさとサクサクの食感が特徴。JA熊本市高砂蓮根部会のエコファーマー30人が約41ヘクタールで栽培します。全国に先駆けて5月中旬から出荷する産地で、今年産も玉肥大の良好な品質の良いレンコンに仕上がりました。
 レンコンは鮮度を保つため保水シートで包み、蓮の葉を添えます。消費地の嗜好に合わせて「洗い」を関東、「泥つき」を中京や中国、九州地方に出荷。副部会長の緒方佐俊さん(53)は「生産者の努力により今年もおいしいレンコンができた。新たな消費拡大にも取り組んでいきたい」と話します。
 JAでは7月上旬から収穫が始まる露地物と合わせて今年産出荷量を約250トンと計画。早生レンコンの出荷は8月上旬まで続きます。

査定会を行う緒方副部会長(右)と生産者ら