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■レイシ出荷ピーク

 JA熊本市管内で5月16日、ハウス栽培のレイシが出荷ピークを迎えました。2012年産レイシは1月下旬から定植を開始し、4月以降は好天に恵まれ生育は良好。4月中旬に始まった出荷も5月に入り、日量約2000〜3000ケース(1ケース3キロ)を主に関東や関西、中京地方に出荷しています。
 JA熊本市レイシ部会の生産農家46戸が10.6ヘクタールで栽培。生産する品種は「えらぶ」で、濃い緑色で光沢があり、表面の丸みを帯びたイボとずっしりとしたボリューム感が特徴です。独特の苦味がスタミナ源となる健康志向の夏野菜として人気。
 安全・安心な農作物作りを目指し、交配も生産者が雄花から雌花に一つ一つ手作業で行います。部会長の原田哲也さん(60)は「レイシはビタミンCを多く含む健康野菜。手間はかかるが品質の良いものを消費地に届けたい」と話します。
 部会では消費拡大に向け、女性部を中心に消費地での試食宣伝活動も毎年行っています。生産者の収穫作業は7月上旬まで続き、JAでは今年産出荷量380トン(前年比10.5%減)を計画します。

出荷ピークを迎えたレイシ