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■今年産麦 品質上々

 2012年産麦の検査が7月11日、熊本市のJA熊本市画図農業倉庫で始まりました。初日は南部及び画図支店管内の生産者が拠出した普通小麦943袋(1袋30キロ)の作柄を、JAの農産物検査員ら6人が分析。粒の形質・色などを見極めた結果、1等は約99%(942袋)で品質は上々です。
 JA管内は共販農家32戸(前年比49.2%減)と2生産組織が普通小麦108.4ヘクタール(同2.4%減)のほか、麦種54.5へクタール(同1.2%増)と大麦16.1ヘクタール(同3.7%増)を栽培。品種は小麦粉用の「シロガネコムギ」や日本麺に適した「チクゴイズミ」、中華めん・パン用小麦の「ミナミノカオリ」が中心です。今年産麦は、冬の寒波の影響により生育・収穫共に遅れたものの、成熟期の気温が高く概ね好天であったため収量・品質は良好。
 同JA普通作部会の出田明人副部会長は「今年は収穫間際の好天に恵まれ、品質・収量共に良好。排水対策が効果的だった」と話しています。麦の出荷は8月上旬まで予定です。

麦の品質を見極めるJAの農産物検査員ら