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■早生ミカン出荷スタート

 熊本市西区河内町のJA熊本市柑橘選果施設で10月30日、早生温州ミカンの選果が始まり、11月1日の売り出しに向けて関東方面を中心に約100トンを出荷しました。
 今年産は天候に恵まれ、やや小ぶりながら食味・着色ともに良好。早生温州は糖度12度以上、クエン酸1%以下の夢未来独自基準をクリアした特選ブランド「夢の恵」をはじめ、レギュラーミカンや完熟ミカンなどを12月下旬まで約10000トンの販売を見込みます。
 JA熊本市柑橘部会は420人の生産者がエコファーマーを取得し、安全で高品質の「夢未来みかん」を生産。外観・品質向上により青果率を高めてきました。今後は、仕上摘果・樹上選果の徹底による外観・品質の均一化、適期収穫による品質維持に努めていきます。
 部会集荷企画部・女性部・青年部による消費地での販促PR活動や、市場と連携を密にした計画出荷で有利販売を目指していきます。JA熊本市柑橘部会のホームページではトレーサビリティ検索を設置し、消費者の「食の安全・安心」に対する産地情報の発信を行っています。

品質や着色、生傷などを新型センサーでチェックされる早生温州ミカン