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あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

トピックス

生産現場からピーマンを学ぶ 学校給食圃場視察会

 JA熊本市は鹿帰瀬地区で11月20日、学校給食圃場視察会を開きました。学校給食で使うピーマンの栽培方法や管理、出荷規定などを学ぶため熊本県学校給食納入協同組合、公益財団法人熊本市学校給食会、小学校教員の5人が参加。JA営農指導員が対応し、現場のピーマンを見ながら生育や出荷状況などを詳しく説明しました。
 視察会はJA東部ピーマン部会の桝田大介部会長のハウスで実施。同部会が栽培する「エースピーマン」の定植から出荷するまでの流れや、部会での取り組みを説明すると参加者からは「10アール辺りどのくらいの量が採れるのか」「おすすめの調理方法は」などの質問があり、部会長が一つ一つ丁寧に回答しました。
 JAは来年1月から学校に提供を始め、6月まで行います。桝田部会長は「エースピーマンは肉厚でみずみずしく、ほんのりとした甘さが特徴。ピーマンが苦手な子どもたちにもたくさん食べてほしい」と話しました。



新入職員農家実習 農業への理解を深める

 JA熊本市は今年度入組した新入職員を対象に、毎年農家実習に取り組んでいます。今年は職員11人が11月13日〜15日の3日間、5班に分かれて実習。管内で園芸作物や柑橘(かんきつ)を栽培する農家へ出向いて収穫や箱詰め、マルチ張りなどの作業を体験しました。農業を体験し、JAが果たす役割や重要性の認識を深め、農家や地域に密着した職員を養成することが狙いです。
 本店営業支店の松岡華梨捺さん(19)と中央支店の山森久璃奈さん(23)は天明地区でミニトマトを生産する永井豊専務のハウスで実習に励みました。
 松岡さんは「今回の農業体験を通して、生産者が日々時間をかけ手入れをしているからこそ、消費者の元に美味しいミニトマトが届くことを実感し、食べ物のありがたみを改めて感じた。とても良い経験になった」と感想を話しました。



高品質出荷目指し意思統一 JA熊本市白浜苺部会出荷協議会

 JA熊本市白浜苺(いちご)部会は11月12日、JA熊本市河内支店で2024年産出荷協議会を開きました。部会員、行政、取引市場、JA関係者ら30人が参加。イチゴの生産状況や販売計画などを協議し、高品質出荷を目指すため参加者は意思統一を図りました。総出荷量300トンを目指します。
 24年産は7月の梅雨明け以降の降水量が極端に少なく、育苗期間は高温乾燥傾向であったものの、肥培管理、栽培スケジュール厳守、病害虫の防除の徹底により充実した苗に仕上がっています。
 今後の収穫は「ゆうべに」1番果が11月下旬、「恋みのり」は12月下旬からの出揃いを見込んでおり、緑熟期までの玉出しを徹底し、品質向上に努めます。
 同部会の磯野功明部会長は「高温、乾燥の影響で厳しい栽培環境の中、部会員の生産努力により、育苗、定植後の株作りと素晴らしい出来になっている。今年も関係機関と連携し、有利販売につなげていきたい」と話しました。



地元の小学生にキャベツの定植体験を開く JA熊本市キャベツ部会

 JA熊本市キャベツ部会は11月7日、城山小学校3年生4クラスの約120人にキャベツの定植体験を開きました。体験を通じて農業の魅力と食の大切さを伝えました。
 当日は同部会の部会員が定植の手順を説明。児童らは9月に自分たちで種を播いた「春のかほり」の苗を丁寧に定植し、体験した児童からは「今はまだ小さな苗が大きなキャベツに成長するのが楽しみ」「早く自分たちが育てたキャベツを食べたい」と感想を話しました。
 2月には収穫体験を予定しており、児童らは成長過程を観察して農業について学んでいきます。
 同部会の下村光孝部会長は「植え付けから収穫までの一連の流れを通して、キャベツのことを好きになってもらえたら嬉しい。収穫の時まで管理をしっかり行っていきたい」と話しました。



大豆「すずおとめ」収穫スタート 農事組合法人秋津営農組合

 農事組合法人秋津営農組合は11月8日から、小粒大豆「すずおとめ」の収穫をスタートしました。秋津地区では「すずおとめ」約16ヘクタールを収穫します。11月下旬からフクユタカの収穫が始まり、好天が続けば12月上旬まで続く見込みです。
 作業はオペレーター12人が手分けして、コンバインで収穫します。2024年産は、播種時期に雨が少なく初期生育が不良だったものの、その後の生育は回復し、おおよそ平年並みの収量を見込んでいます。
「すずおとめ」は、全量を食品メーカー「丸美屋」と契約栽培しており、今年も県内小中学校の給食用納豆へ加工します。
 同地区の担当職員は「今年は発芽不良や台風の襲来などに見舞われたが、無事に収穫を迎えることができた。生産者と協力しながら、引き続き品質向上、収量増加を目指して取り組んでいく」と話しました。