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あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

トピックス

高品質生産を目指す JA熊本市種子部会総会・麦種子下見会

 JA熊本市種子部会は7月12日、本店で通常総会と麦種子下見会を開きました。行政、主要農作物改良協会、JA熊本経済連、生産者、JA関係者ら約30人が参加。総会では2023年度事業実績と収支決算報告、2024年度事業計画案並びに収支予算案についてなど3議案を可決、承認しました。総会後の下見会ではJA農産物検査員7人が麦の品質を見極めました。
 下見会は安定した品質の麦種子出荷を目的に毎年麦種子の検査が始まる前に実施しています。24年産は、平年より雨が多かったことで湿害が発生したものの、収穫期には天気も回復し、適期収穫することができました。
 麦種子は清水、竜田、健軍地区の生産者15人が63.03ヘクタール(内原種2.3ヘクタール)で作付け。生産した麦種子は全て県内の麦産地に出荷します。7月下旬から農産物検査が始まり、高品質な麦種子を出荷するため乾燥・調整等の指導を徹底しています。
 同部会の岡松部会長は「天候不良により、品質や栽培が難しいところもあるが、JAや関係機関と協力しながら高品質な種子の生産を目指す」と話しました。
 


百貨店でハウスミカン試食宣伝会を開く JA熊本市柑橘部会ハウスミカン部

 JA熊本市柑橘(かんきつ)部会ハウスミカン部は7月6日、鶴屋百貨店でハウスミカンの試食宣伝会を開き、同部の上野初代さん、上野尚子さん、JA職員の3人が店頭に立ち、ハウスミカンの魅力を伝えました。JAブランド「夢未来」の認知度向上と、中元商戦に向けた販売強化につなげます。
 一口サイズに切ったハウスミカンを、立ち寄った買い物客に手渡すと、甘みと食味の良さに多くの方が購入していかれました。
 部会では例年、販売網拡大を目的に女性部によるキャラバン隊の消費宣伝活動をしており、生産者自らが店頭に立つことで消費者のニーズを喚起し、消費拡大につなげています。
 上野尚子さんは「たくさんの人に立ち寄ってもらい、ハウスミカンのPRができて嬉しい。ビタミンCが豊富に含まれているので、夏バテや風邪予防にぜひ食べてほしい」と話しました。



地元小学生に田植え指導 JA熊本市青壮年部竜田支部

 JA熊本市青壮年部竜田支部は7月3日、熊本市立龍田小学校5年生3クラスの約100人に田植え指導を行いました。食農教育の一環として毎年開いており、児童は品種「ヒノヒカリ」の苗を3アールの田んぼに手で植え付けました。
 同支部の宮田和典支部長が苗の植え付け方法を説明。その後児童は泥のぬかるみに足をとられながらも、1クラス8列の苗を丁寧に植え付けました。支部員らも田んぼに入り、指導をしながら親睦を深めました。体験した児童は「初めて田んぼに入った。ぬかるみに慣れるまで大変だったけど感触がおもしろかった」と感想を話しました。10月には自分たちで植えた稲の刈り取りも体験する予定です。
 宮田支部長は「田植え後も、成長を見に来てほしい今後も活動は続けていく」と話しました。
 


黒毛和牛の消費拡大や地産地消を目指す JA熊本市肉用牛研究会総会

 JA熊本市肉用牛研究会は7月1日、本店で第31回通常総会を開きました。会員、行政、JA関係者ら約20人が参加。2023年度事業実績報告と収支決算承認について、24年度事業計画と収支予算、役員改選についての3議案を可決、承認し、古閑隆雄さんを会長に再選しました。総会では優良農家表彰も行われました。
 23年度は不安定な国際情勢や円安の影響により飼料などの生産資材価格の高騰や、枝肉、子牛価格の大きな下落により厳しい一年となりましたが、高品質出荷や生産者の所得向上のため、視察研修会や枝肉研修会を開き肉用牛経営の向上に努めました。
 今年も黒毛和牛の消費拡大や地産地消を目指すため「熊本市産黒毛和牛キャンペーン」を実施する予定です。また、品質向上を目的とした先進地の視察や防疫強化マニュアルに基づく防疫強化の徹底に取り組みます。
 同会の古閑会長は「大変厳しい状況にあるが、安心安全な牛肉を消費者に届けていきたい。会員一丸となって高品質な肉牛生産に取り組んでいこう」とあいさつしました。

ハナショウブ初出荷 出水花卉部会

 出水花卉(かき)部会が栽培するハナショウブが4月20日、初出荷を迎えました。同日荷受けした10ケース(1ケース花100本・葉250本)を出荷。同部会の農家2人が1ヘクタールで作付けしています。
 同日、熊本市南区にあるJA御幸資材センターで2024年産の出荷規格査定会を開き、部会員が早朝から持ち寄ったハナショウブの長さと重さを計測し、出荷規格や等級を確認しました。
 24年産は2月から3月にかけての寒暖差が激しく、生育遅れがみられますが、品質と収量は例年並み。市場からの期待も高くなっています。
 営農指導員は「今後端午の節句に向けて、需要の増加が期待される。高品質なハナショウブを消費者に届けるために、出荷終了まで病害虫防除の徹底につとめる」と話しました。