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あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

トピックス

生産現場からスティックセニョールを学ぶ 学校給食圃場視察会

 JA熊本市は飽田地区で12月6日、学校給食圃場視察会を開きました。学校給食で使うスティックセニョールの栽培方法や管理、出荷規定などを学ぶため熊本県学校給食納入協同組合、公益財団法人熊本市学校給食会、小学校教員の6人が参加。JA営農指導員と販売担当者が対応し、現場のスティックセニョールを見ながら生育や出荷状況などを詳しく説明しました。
 視察会はJAスティックセニョール部会の上村真徳さん(46)の畑30アールで実施。定植から出荷するまでの流れや部会での取り組みを説明すると参加者からは「10アール辺りどのくらいの量が採れるのか」「おすすめの調理方法は」などの質問があり、JAは一つ一つ丁寧に回答しました。
 JA熊本市は来年1月から学校に提供を始め、3月末まで行います。営農指導員の永田海晨さん(21)は「全国で一番の出荷量を誇るスティックセニョールはブロッコリーとは違ったおいしさがあり、甘くて食べやすい。子どもたちにはたくさん食べてほしい」と話しました。


出荷規格を確認 出荷説明会と査定会を開く JA熊本市スティックセニョール部会

 JA熊本市スティックセニョール部会は11月27日、JA野菜選果施設で出荷説明会と査定会を開きました。統一した規格で高品質出荷をすることを目的に部会員、県、JA職員ら23人が参加。栽培ポイントや薬剤防除、病気の対策について参加者は意見交換しました。
 説明会ではJA販売担当職員が部会で定められた出荷内容や企画を説明。収穫から箱詰めまで生産者自ら行うことから、各家庭でバラつきがでないよう注意を呼び掛けました。その後の査定会では、実際に出荷されたスティックセニョールを見て大きさ、長さ、本数を確認。県の担当者からは収量確保と高品質栽培につながる栽培ポイントの説明があり、部会員は意思統一を図りました。
 同部会の吉岡優作部会長は「自分たちで箱詰めしたものがそのまま消費者のもとへ届く。高品質なスティックセニョールを作っていこう」と話しました。




小学生イモ掘り体験を開く 農地・水・環境保全組織

 JA熊本市東部支店管内にある供合地域・農地・水・環境保全組織は12月1日、熊本市立託麻北小学校の1、2年生約160人にサツマイモ「べにはるか」の収穫体験を開きました。食農教育の一環として、6月に児童が植え付けた「べにはるか」を同組織が栽培管理し、収穫の日を迎えました。
 当日はJA東部支店職員にも協力を仰ぎ、収穫しやすいように事前にスコップで掘り起こす準備をしました。「べにはるか」の掘り方やアドバイスを同組織代表の藤本照義会長が説明し、児童たちは次々と畑に入って1人1袋分を収穫しました。採れたてのサツマイモは自宅に持ち帰り、各家庭で調理して「べにはるか」を味わってもらいます。
 藤本会長は「活動を通して、地域の人や子どもたちが喜んでくれる。普段体験することができない機会なので、食や農業に関して少しでも知ってもらえたら嬉しい」と話しました。


キャベツ「彩々丸」出荷開始 JA熊本市キャベツ部会

 JA熊本市キャベツ部会では11月20日からキャベツ「彩々丸」の出荷が始まっています。初出荷は50ケース(1ケース10キロ)を荷受けし、熊本市場に出荷しました。来年1月まで続き、その後品種「春のかおり」に切り替わります。キャベツ全体は6月中旬まで続き、5月の出荷最盛期には日量1500ケースまで増える見込み。総出荷量7万ケースを目指します。
 2023年産は播種時期から高温・乾燥が続き、病害虫が発生しているものの、生産者の肥培管理にて品質の良いキャベツに仕上がっています。
 JAの担当者は「今年は天候不順により厳しい栽培管理となったが、生産者の努力により品質、収量ともによくできている。生産者に少しでも多く還元し、高値で取引できるよう努めていく」と話しました。



大玉トマト出荷本格化 JA熊本市トマト部会

 熊本市南区会富町のJA熊本市野菜選果施設では11月上旬から大玉トマトの選果をスタートし、中旬から出荷本格化を迎えます。「麗容」「麗妃」「かれん」「レオン」の4品種を関東、関西中心に出荷。初選果日は400キロが出揃い、27日時点で日量約75トンを出荷します。出荷最盛期の来年5月には約5000ケースまで増え、6月まで続きます。総出荷量3200トン、販売金額10億円を目指します。
 2023年産は8月と9月の高温と日照の影響で裂果が多く発生しており、収量は例年並みですが、裂果や黄化病などで出荷量が減っています。現在は気温が低くなったこともあり、トマトも回復傾向にあります。
 同部会は生産農家38戸が約18ヘクタールで栽培。温度、栽培管理を徹底し、市場と生産者の情報交換や圃場(ほじょう)視察を計画しています。品質向上、生産拡大を目指します。

 営農指導員は「異常気象により栽培管理が難しくなってきているため、環境の変化に対応し、安定した出荷量の増加を目指す」と話しました。