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あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

トピックス

秋期大玉スイカ出荷スタート JA熊本市北部園芸部会

 JA熊本市北部園芸部会は10月3日から、2023年産秋期大玉スイカの出荷が始まりました。品種は「羅王」」と「三男坊」。5日時点でJA北部選果場に13トンが出揃い、首都圏中心に中国地方まで出荷しています。消費形態もカット、ブロックなど多岐にわたり販売が展開されており、全国の産地間リレーにて通年出荷。近年の安定した価格形成に比例し出荷計画も10月から11月まで300トン(前年比110%)を見込んでいます。また選果機器の利用による品質の均一化を図ります。
 23年産は過去にない夏日が継続され生育への支障が心配されましたが、台風の被害もなく玉肥大は順調に推移しています。出荷前にはJAの担当者が現地に出向き生産農家と内容を確認し平準化した出荷を行う体制を整えています。今後部会では播種期の検討など11月から始まる来春に向けた準備期間に入ります。
 北東営農センター販売担当の尾方健係長は「これまでの気象環境が年々相違し経費高も重なる事で生産に対する状況が一層重たくなっている。生産労力に対する還元を最大限に行える様に安定した販売に努めて行きたい」と話しました。


坪刈調査で今年の収量を図る JA熊本市

 JA熊本市は10月2日、御幸地区の圃場(ほじょう)で坪刈調査をしました。同地区生産者、県の担当者、JA職員ら14人が参加。稲刈りが本格的に始まるこの時期に、米の生育状況やおおよその収量を調べ、来年の生産につなげるため毎年開催しています。1カ所につき半坪分の稲を刈り取り、籾の重さと水分量を検査しました。
 当日は同地区で栽培する「森のくまさん」「くまさんの輝き」の圃場、計4カ所を調査。2023年産は7月上旬の雨により移植時期の遅い圃場では初期生育が不良であったが、7月中旬からは好天により生育が回復。出穂期前後の雨や高温により、高温障害や紋枯病、籾枯細菌病などの発生が一部の圃場で見られました。9月も気温の高い日が続いたため、平年並みからやや早い収穫時期を迎える予定です。
 営農指導員は「今年産は高温障害による等級の低下が懸念されるが、天気には恵まれ平年並みの収量になる予想だ」と講評しました。



イチゴの定植作業終盤を迎える JA熊本市白浜苺部会

 JA熊本市白浜苺(いちご)部会では9月中旬から始まったイチゴ苗の定植作業が終盤を迎えています。2023年度は部会全体で50万本の苗を植え付ける計画。苗は病害虫もなく、健良な苗に仕上がっています。
 熊本市西区河内町のハウス7棟でイチゴの栽培をする村上勝彦さん(58)は9月28日、家族で品種「ゆうべに」の苗を丁寧に手作業で植え付けていました。今後は病害虫の発生に注意を払い、健全な株を作るために水管理や防除作業を行っていきます。
 同部会は17戸の生産者が約6ヘクタールで品種「ゆうべに」「恋みのり」を作付け。収穫は11月中旬から始まり関東、関西の市場に出荷します。
 村上さんは「今後も病気や病害虫に気を付けながら、適切な管理に努めていきたい」と話しました。


極早生みかん出発式 安全出荷を祈願し全国へ出荷

 熊本市西区河内町のJA熊本市柑橘(かんきつ)選果場で9月30日出荷を迎えた極早生「豊福」みかんの出発式を開きました。JA柑橘部会役員、九州産交運輸、児島段ボール、JA職員ら約30人が同選果場近くの河内稲荷神社に集まり、2023年産みかんの安全出荷を祈願しました。初出荷の「豊福」を積んだトラックを参加者全員で見送り、全国へ出発しました。
 出発式では同部会の藤森稔部会長が「いよいよ本格的に夢未来みかんがスタートする」私たちが夏の暑い時期に精一杯作り上げたミカンを消費者へと届けていきたい。力を合わせてがんばろう」とあいさつ。トラック運転手に「豊福」を笑顔で手渡しました。
 同選果場では「豊福」が10月下旬まで続き、11月から早生、普通と続きます。
 


梨「新高」出荷終盤を迎える JA熊本市芳野梨部会

 JA熊本市芳野梨部会は9月14日から始まった梨「新高」の出荷が終盤を迎えています。10月2日時点で日量4トンを選果し、九州を中心に出荷。10月上旬まで続き、総出荷量15トンを計画する。2023年産は適度な雨により玉肥大、果実内容ともに良好。台風の被害もなく、高品質な梨に仕上がっています。
 「新高」は大きいもので1玉1キロ以上するものもあり、食感がサクサクと軽く、酸味が少ない品種。同部会では11人が栽培に取り組んでいます。
 選果場の担当職員は「今年の梨の時期も終わりを迎える。来年産もおいしい梨を出荷するため、生産者、市場と意見交換をしながら取り組んでいく。ぜひ芳野の梨を手に取ってほしい」と話しました。