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あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

トピックス

天敵農薬「タバコカスミカメ」を紹介 JA熊本市茄子部会

 JA熊本市茄子(なす)部会は9月15日、RKK熊本放送の九州で情熱を傾け、挑戦する人たちを紹介する「世界一の九州が始まる!」の取材を受けました。今回は同部会がナス栽培のために必要とする天敵農薬「タバコカスミカメ」を紹介し、その必要性や効果、作業効率について部会員が説明をしました。
 同番組はさまざまなジャンルで、「世界一」「オンリーワン」と誇ることの出来る九州の魅力を紹介している番組。取材当日は飽田地区でナスを栽培する、同部会員の西村和洋さん(49)がJAで「タバコカスミカメ」を受け取ってからハウス内で捲く姿を撮影し、その後、「タバコカスミカメ」を自分たちで育てている古閑寿満さん(62)、林田真知さん(45)のハウスへ移動して、栽培の様子を撮影しました。
 JAは株式会社ペコIPMパイロットから「タバコカスミカメ」を委託販売しており、同部会では現在9割の農家が使用しています。農薬回数削減と作業効率化のため、農家への普及推進につとめます。
 番組は10月8日放送予定。営農指導員は「天敵を導入してから防除がだいぶ楽になった。今後も高品質出荷のための減農薬栽培や作業効率化に向けての対策を生産者と意見交換しながら取り組んでいく」と話しました。



夢未来みかん出荷本番 JA熊本市柑橘部会出荷協議会

 JA熊本市柑橘(かんきつ)部会は9月8日、JA柑橘選果場で2023年産「夢未来みかん出荷協議会」を開きました。部会員、取引市場、業者、JA役職員ら400人が参加し、今年の販売計画と生産販売対策など3項目を協議しました。総出荷数量2万4110トンを計画し、有利販売を目指します。
 現在の果実状況は部会員全体でマルチなどを徹底したこともあり、平年以上の果実内容となっており、今後の収穫まで仕上げ対策の徹底を部会一丸となって取り組みます。
 同部会の藤森稔部会長は「みかんの出荷が本格的に始まる。まだまだ暑い日が続くが、有利販売に向け、引き続き生産対策と計画的な出荷を頑張りましょう」とあいさつしました。


地元の中学生を受け入れ JAを学ぶ職場体験

 JA熊本市は9月12日から14日の3日間、将来を担う子どもたちのビジネスインターンシップ研修として、熊本市内の中学校2年生を受け入れました。職場で業務を体験してもらい、将来の仕事に対する意識を高めてもらうことが目的です。
 JA北部支店では熊本市立北部中学校の生徒4人を受け入れました。小玉スイカの出荷箱作りとして、JA職員から指示された品質のスタンプを押し、丁寧にテープ止めをしてから、出荷の荷台に積んでいく作業に取り組みました。体験をした田中風花さん(13)は「外側に少し傷があるだけで品質が変わることに驚いた。スーパーで並んでいるスイカしか見たことがなかったので、どうやってお店に運ばれるのかが知れて良かった」と話しました。
 JA西熊本支店では熊本市立三和中学校の生徒1人を受け入れ、JA-SSにて車の窓ふきを体験しました。その後JA事業についての学習や、購買の配達のお手伝いをしながら、JAについての理解を深めました。体験をした川野史公人さん(13)は「JAについて色々知ることが出来た。この経験を活かして将来について考えていきたい」と感想を話しました。
 JAにはたくさんの事業があることを理解してもらい、将来の夢の一助になるため今後も受け入れを続けていきます。


新たな役員で新スタート JA熊本市園芸部会北部支部総会・販売総合検討会

 JA熊本市園芸部会北部支部は9月6日、第33回通常総会をKKRホテル熊本で開きました。生産者、行政、市場、業者、JA役職員ら85人が参加し、2022年度事業報告、収支決算、2023年度事業計画など3議案を可決、承認。役員改選では現支部長の坂口誠さんを再任し、各専門部会の役員を新たに選任しました。総会後は販売総合検討会を開き、今年度の販売について参加者は意見交換をしました。
 22年度は9月の台風による被害は少なく、スイカ、メロン、野菜類の生産と出荷は順調に開始することが出来ました。1月から2月に極度の低温や低日照が続き、生育に支障が出ましたが、3月以降の天候に恵まれ品質、内容ともに良好でした。
 今後は原材料や円安による生産や出荷に対する経費への上昇を踏まえ、作型の変更による生産経費の抑制や出荷選別基準の見直しにおける有利販売を検討していきます。また品種選定に取り組み時期に応じた品質へ繋がるように努めていきます。
 坂口誠支部長は「農業分野について、関連資材の高騰や異常気象で生産量の減少など、出口が見えない状況が続いている。当支部は全国有数の特産物を供給する産地として支部員、関係機関の皆さんから更なるご支援を賜り、支部の発展に向けて共に取り組んでいきたい」と話しました。


高齢者への理解深める JA熊本市福祉フォーラム開く

 JA熊本市助け合いの会は9月6日、本店大会議室で第13回JA福祉フォーラムを開きました。会員、JA熊本中央会、JA共済連、JA役職員ら約90人が参加し、高齢者に対する理解や、コミュニケーションの力、生きがいについて知識を深めました。
 当日の事例発表では、ミニデイグループ健軍すこやか会の北野愛子会長が「健軍すこやか会のあゆみ」と題した活動内容を報告。2014年に結成し、会員32人、協力会員7人で寄せ植えや安否確認などのミニデイサービス活動を行っています。
 その後、口演家の矢野大和氏が「笑って元気!残り時間の有効活動」と題し講演。高齢者の生きがいや生きる力を考え、コミュニケーションの必要性などを伝えました。
 田中紀代子会長は「ここ数年コロナ渦で規模を縮小したり、中止にしたりと積極的な活動ができなかったが、徐々に活動も再開し始めている。今後もJAや周りからの支援を受けながら活動を頑張っていこう」とあいさつしました。