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あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

トピックス

熊本市長と対談 青壮年部員の要望伝える

 JA熊本市、鹿本、熊本うきの青壮年部は3月下旬、熊本市中央区のKKRホテル熊本で大西一史熊本市長との対話集会を開きました。各地区の青壮年部員、JA職員、市から46人が参加。青壮年部から市に要望や質問を投げかけ、農業分野を軸としながらも市政全般に渡り活発に意見を交わしました。
 青壮年部は原油価格、物価高騰への対策、鳥獣被害の防止対策、補助事業についてなど農業者が抱える課題の提起や農業政策の要請を行うと同時に、市政や農業政策への理解を深めました。
 大西市長は「農水産業は、熊本の地域経済の中で重要な役割を担っている。皆さんと一緒になって、熊本市の農業をさらに発展させていきたい」とし、「今回頂いた意見や要望も踏まえながら検討していく」と述べました。
 JA熊本市青壮年部田上栄太郎部長は「今回は各支部から忌憚のない意見や要望を集めた。中、長期的に見ても課題が山積しているが、熊本市と連携しながら熊本の農業を盛り上げていきたい」と話しました。



小玉スイカ出荷スタート JA熊本市東部園芸部会

 JA熊本市東部集荷場では3月30日から小玉スイカの出荷がスタートしています。品種は「ひとりじめ」と「スウィートキッズ」。初出荷日には約90玉が出揃いました。4月3日時点で日量2000玉を出荷。6月中旬まで続き、総出荷数量2万5000玉、販売金額6000万円を目指します。
 JA熊本市東部園芸部会で生産者11人が栽培する小玉スイカは、冷蔵庫に丸ごと入る手頃な大きさと、大玉スイカに近いシャリシャリ感が特徴。営農指導員が適宜糖度検査をして糖度12度以上のものを出荷しています。
 2024年産は1、2月の寒さや曇天で生育が遅れ小玉傾向にあるが、3月からの天候回復により、今後収穫する小玉スイカについては期待できます。
 営農指導員は「家族形態の多様化により、食べきりサイズのスイカとして需要が増えている。たくさんの人に食べてほしい」と話しました。



メロン「アムス」「アンデス」出番 JA熊本市東部地区メロン部会

 JA熊本市東部地区メロン部会で春メロンの出荷が始まりました。品種は「アムス」と「アンデス」。初出荷の4月3日には118コンテナ(1コンテナ15キロ)を選果し、350箱(1箱5キロ)を関東、関西方面に出荷した。今後、5月の大型連休に向けて出荷最盛期を迎え、6月中旬まで出荷が続く。最盛期は最大日量600コンテナを見込んでいます。
 「アムス」は豊富な果汁と濃厚な甘みが特徴。食味に優れ、皮の近くまで果肉が柔らかくなるため可食部が多い品種です。「アンデス」は、小ぶりで果肉は締まっており、熟すとジューシーでとろけるような口当たりになります。
 JA熊本市東部地区メロン部会は5人で栽培。最大出荷数量を「アムス」3500コンテナ、「アンデス」2000コンテナに設定し、最盛期に向けて計画的な出荷と収穫に取り組みます。
 JA営農指導員は「曇天続きの影響で去年よりもやや小玉だが、糖度は14以上と例年並み。食味も申し分ない仕上がりになっている。栽培管理を徹底し、高品質なメロンを消費者の元に届けたい」と話しました。



選果作業を体験 新入職員現場研修

 JA熊本市は4月2日、2024年度入組した職員を対象に現場研修を開きました。新入職員11人は熊本市南区会富町の野菜選果施設で野菜の選果作業を体験。農業への理解を深め、JA職員としての自覚を高めることを目的に毎年実施しています。
 職員は朝からナスの箱詰め、昼からはトマトの箱詰めを行い、選果基準や野菜が荷受けされてから出荷されるまでの流れを学びました。
 研修を受けた職員は「選果されている野菜の量に驚いた。消費者に届くまでの一連の流れを知ることができてよい経験になった」と話しました。
 人事課の前田茂尚課長は「実際の現場での研修を通して様々な知識を習得してもらおうと企画した。今後は、本日の貴重な経験を活かして、それぞれの配属先で日々の業務に励んでほしい」と話しました。



新入職員11人を迎える JA熊本市入組式

 JA熊本市は4月1日、2024年度入組式を同市中央区南熊本にある本店で開きました。24年度は男性6人女性5人が入組。決意を新たに、社会人、JA職員としての一歩を踏み出しました。
野原泰夫組合長は「JA熊本市という組織の一員であるという自覚と誇りを持って、仕事に取り組んでほしい。分からないことは上司や先輩職員に聞きながら、困難に直面しても乗り越えて成長してもらいたい」と激励し、一人一人に辞令を手渡しました。
 新入職員を代表し、開発部開発課配属の清田望美さん(22)が「初心を崩すことなく、組合員、地域住民の期待に応えるためにまい進する。一日も早く一人前の職員になれるように、日々努力することを誓う」と誓いの言葉を述べました。
 新入職員らは内部研修でJAの組織や事業内容について学んだ後、それぞれの配属先で業務を始めます。