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あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

トピックス

ミニトマト「千果」出荷最盛期 JA熊本市ミニトマト部会

 JA熊本市ミニトマト部会が栽培する品種「千果」が出荷最盛期を迎えています。「千果」は花数が多く、成長速度も速いことから収量増加の期待されています。同部会は8人が6.3ヘクタールを作付け。9日時点で日量4〜5トンを関東、近畿を中心に出荷。出荷は6月末まで続き、総出荷量800トンを目指します。
 2023年産は2月、3月の寒波で生育遅れの心配がありましたが、4月の高温と日照で好天に恵まれ順調に生育。病気もなく、着果、果実肥大良好な仕上がりとなりました。
 同部会は堆肥を主体にした土作りや、防虫ネット、粘着シートを利用した減農薬栽培など安全安心に配慮した生産管理を徹底しています。
 営農指導員は「市場や関係機関と連携をとりながら、生産者の所得向上につながるよう有利販売に努める」と話しました。


春メロン出荷ピーク JA熊本市メロン部会

JA熊本市野菜選果施設では5月上旬から春メロンの出荷がピークを迎えています。9日は「クインシー」35トン、「タカミ」17トン、「肥後グリーン」5トンを関東中心に全国へ出荷しました。6月末まで続き、総出荷量1354トン、販売金額7億円を目指します。
 JAメロン部会は96戸が春メロンを45ヘクタールで作付け。収穫したメロンを荷受し、作業員らが傷の有無や網目の張り具合を確認。目視チェックに加え、光センサーで個別の糖度を検査しています。ベルトコンベヤーに載せられたメロンは等級や大きさごとに分けて箱詰めされます。
 2023年産は曇天、低温の影響で小玉化や劣化がやや見られましたが、5月に入り出荷は順調に進んでいます。今後の高温・乾燥、天候不良により出荷に影響を受ける恐れがあるため、生育を注視して取り組みます。
 営農指導員は「今年も味、品質ともに申し分ないものができている。水分や温度管理に注意しながら出荷終了まで指導に努める」と話しました。


もち麦「くすもち二条」出荷スタート 供合営農組合

 JA熊本市東部支店管内の供合営農組合は5月15日からもち麦「くすもち二条」の収穫を始めました。同管内面積30ヘクタールを作付。当日啞h3台のコンバインを使い、4ヘクタールを収穫しました。追肥試験の結果を基に追肥の量を調整し、総出荷量160トンを目指します。
 2023年産は冬の寒波の影響で生育が遅れ、例年よりも5日程遅い収穫となったものの、その後の天候に恵まれ品質は上々。順調なスタートを切りました。若干の倒伏があるものの、収量は昨年よりも増える見込みです。
 同組合では出荷が集中しないよう、期間を分けて麦を栽培しています。もち麦から始まり、5月下旬に小麦「チクゴイズミ」、6月上旬に「ミナミノカオリ」と作業を分散します。
 営農指導員は「生育遅れによる懸念があったものの、順調に刈り取りが進んでいる。収量も去年より期待できる。高品質栽培を目指して、引き続き指導に努める」と話しました。


大玉トマト「麗容」最盛期ピーク JA熊本市トマト部会

 JA熊本市トマト部会が栽培する大玉トマトが出荷ピークを迎えています。5月9日時点で日量約4500ケース(1ケース4キロ)を関東、関西方面に出荷。2023年産は2、3月の冷え込みにより生育が遅れていますが、収穫時期の天候回復により果実内容、玉肥大共に例年同様良質なものができています。
 同部会は生産農家38戸が約18ヘクタールで作付け。昨年度から、主品種の「麗容」に加え、玉ぞろいが良く秀品率も高い新品種「かれん」と病気に強く、裂果が少ない「麗妃」を導入しています。品質向上のため、全部会員がハウス内高温と強い日差しによりトマトが黄化するのを防ぐための対策として遮光カーテン等を導入。こまめな温度管理や栽培管理を徹底しています。6月下旬まで出荷が続き、総出荷量3500トン、販売金額9億円を目指します。
 営農指導員は「出荷ピークを迎え、日量が増えている。丁寧な選果作業を心がけて最後まで安定した収量を出荷していきたい」と話しました。


中玉トマト「フルティカ」出荷最盛期 総出荷80トンを見込む

 熊本市南区会富町の野菜選果施設で中玉トマト「フルティカ」が出荷最盛期を迎えています。5月9日時点で約350キロを関東、関西中心に全国へ出荷。JA熊本市トマト部会のうち3戸が8.3ヘクタールで栽培。6月下旬まで続き、総出荷量80トン、販売金額4000万円を目指します。
 2023年産は3月、4月の晴天で順調に生育。病気、裂果も少なく、大きさ、果実内容ともに良質で、収量も平均並みに推移しています。
 出荷終了まで営農指導員が定期的はハウス巡回を行い、栽培指導に努めます。同部会で定めた栽培管理を徹底し、遮光カーテンの導入や循環扇を使い、トマトの生育適温に合わせてハウス内の環境をこまめに制御していきます。
 営農指導員は「生産者や市場と連絡を密に取りながら出荷規格を確認して、品質の良いトマトを届けたい」と話しました。