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■水田の役割学んで

 熊本市河内町の白浜水田保全組合は6月14日、児童の農業体験学習を同町で開き、市立河内小学校の5年生29人が田植えを体験しました。農地・水・環境保全向上対策事業の一環で、JA熊本市河内支店が共催。

 保全組合の村上栄朗さん(48)が苗の植え方を指導。恐る恐る水田に足を踏み入れた児童たちは、全員が横一列に並んで手植えを開始。最初はぎこちなかった児童たちも徐々に上達し、約1時間で水田約6アールに「森のくまさん」の苗を植え付けました。

 初めての田植えを体験した瀬崎佳奈美さん(10)は「苗の間隔の取り方や(1株の)量を同じくらいにするところが難しかった」と話していました。

 坂本則義組合長(59)は「農業や食の大切さに加え、地下水の涵養など水田の果たす役割などにも関心を持ってほしい」と話しました。

 児童たちは10月上旬に稲の刈り取りも体験します。

一株ずつ丁寧に苗を植え付けていく児童たち