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■大豆栽培で農業のすばらしさ知って

 熊本市上南部の託麻北小学校3・4年生160人が7月8日、近隣の畑で大豆の種まきを体験しました。地域の子どもたちに大豆の生育を通して農業に関心を持ってもらおうと、農業生産法人㈱アグリともあい(同市上南部)が7年前から毎年実施。

 種まきは、代表の大津隆満さん(62)ら5人が指導しJA熊本市東部支店が協力。整備された約24アールの圃場では、大津さんが『種は2粒ずつひものしるしに合わせ、土の上から見えないように指でしっかり押し込んで」とアドバイス。児童たちは「フクユタカ」と「キヨミドリ」、小粒大豆「すずおとめ」の種を70センチの条間で、合わせて約100粒ずつまきました。

 初めて体験した畑上友花さん(8)と鷺村桃花さん(8)は「小さな種だけど大きく育ってほしい。収穫が楽しみ」とにっこり。児童たちは9月下旬に枝豆、11月中旬に大豆の収穫体験も予定。納豆や豆腐作りにも挑戦する計画です。

 大津さんは「子どもたちに体験を通して収穫の喜びなど農業のすばらしさを感じ取ってもらえたら」と話しました。

2粒ずつ等間隔に種をまく児童たち
「種をこぼさないよう注意して」と大津さんが説明