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■地域一体で田植え体験

 熊本市沼山津で7月4日、「あ・さ・ひ・ば」田んぼの学校が開かれ、地域の子どもたちと保護者約200人が田植えを体験しました。

 伝統的な季節行事を地域一体で取り組み、農村環境保全や食の大切さへの理解促進を目的に、秋津地域資源保全隊や水土里ネット秋津飯野、地元4校区《秋津・桜木・桜木東・若葉》PTA、JA熊本市などが主催。

 JA営農指導員が苗の植え方を指導。子どもたちは、水田約10アールの真ん中を境に向かい合う形で一列に並び、「くまさんの力」の苗を一株ずつ丁寧に手植え。「楽しい」「足がぬかるむ」などと歓声を上げながら、父母らと一緒に約1時間で植え付けを終えました。また、苗の生育を家庭で観察してもらおうと「バケツ苗」講習もあり、希望者には古代米「赤米」と「くまさんの力」の苗が無料配布されました。

 実行委会長の島崎克也さん(55)は「秋津の恵まれた環境の中で、農家の苦労などを親子一緒に体験できるのはありがたいこと」と話しました。

親子一緒に地域一体で行う「田んぼの学校」