温州ミカンの極早生品種「肥のあかり」の選果が9月19日、熊本市河内町のJA熊本市夢未来柑橘選果場で始まり、導入したばかりの次世代型選果機で選果した約30トンのミカンを関東の市場を中心に初出荷しました。店頭初売りは21日。
「肥のあかり」は果皮が黄色に色づく前に糖度が上がるため、極早生の中で最も早期に収穫・出荷できるのが特徴。糖度10度以上クエン酸1％以下の厳しい基準をクリアした高品質ミカンです。JAでは30日まで集荷し、約400トンの出荷を計画します。
JA熊本市柑橘部会では「今の時期に出荷できる唯一の品種」と期待も大きく、東紀巳雄部会長は「『肥のあかり』は園地のマルチ被覆率100％の糖度を厳選したミカン。自信をもって消費地に送り出したい」と意気込みを語りました。
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