1. トップページ
  2. トピックス

■アリウム 出荷本番

 花茎を人工的に曲げて不規則な形状に創り上げるアリウムが出荷本番を迎えた3月10日、JA熊本市西部花卉部会で生産する「丹頂」など96ケース(1ケース50本)を関東・関西を中心に全国の市場へ出荷しました。
 同部会は7人の部会員が「丹頂」をはじめ「スネークボール」や「グリーンベリー」などの品種を85㌃で栽培。バラエティーに富んだ曲がりを「踊る丹頂」のブランド名で、消費地への浸透を目指します。4月中旬が出荷のピークで、6月中旬まで8500ケースを見込んでいます。
 この日は、熊本市が平成21年度から実施している市街地に緑を創出する「市電緑のじゅうたん事業」サポーター制度に伴う贈呈式を同JA中島支店で開催。部会員や行政、JA関係者ら15人が参加し、生産者の村上秀年さん(62)が生産するアリウムの花束と寄付金(3万円)の目録(写真)を市の担当者に手渡しました。
 部会長の木村敏朗さん(43)は「アリウム『丹頂』の生産量では日本一の産地。一層の品質向上に努め、消費者に喜んでもらえる花づくりを目指していきたい」と意気込んでいます。

市の担当者とJA熊本市西部花卉部会の生産者ら(中央が木村部会長)
出荷本番を迎えたアリウム「丹頂」